イントロ
約1年前にトライアルでSnowflakeを使ってみて、結局導入しなかったけど、今回は似たような(個人感想)プラットフォームDatabricksも体験したくて、ちょうど無料トライアルがあるので、少し(1時間弱)触ってみました。
機能
コンピュート
Snowflakeと同じくマシンを起動して処理を行います。マシンがないと、ノートブックはもちろん、普通にデータサンプルの確認もできないです。
ノートブック
データ処理に特化したノートブックで、補完やAIアシストもあって、普段Colabを使っているなら、すぐ慣れる感じです。
クエリの詳細
細かい性能の情報も一覧で確認できます。高速な検証や本番のコスト調査などにおいて非常に助かると思います。
ダッシュボード
ダッシュボード機能もあって、ある程度データの確認がDatabricks上で完結できます。もちろんTableauのような高度な機能がないはずです。
ワークフロー
ノートブックをそのままワークフローに入れたり、いろいろタスクが追加できるので、構築が楽な感じです。
AIチャット
どのプラットフォームも力を入れているAIチャットです。すでにSQL慣れている利用者だと、おそらく直接SQLを打ってクエリした方が早いけど、SQLを考える時間をかかりたくない場合は良いかもしれません。
感想
UI・操作の部分は、Snowflakeと似ている部分が多いけど、Databricksは複雑なデータ確認・探索・操作がより簡単にできると感じています。一時期全部の作業もひとつのクラウドで完結したいという考え方もあったけど、タスク種類の増加によって、ある領域に特化したプラットフォームの需要も増えていくかと思っています。