はじめに
Webサイトの「ナビゲーション」は、ユーザーが迷わず目的のページにたどり着くための重要な要素です。この記事では、HTMLとCSSだけで作れるシンプルかつおしゃれなナビゲーションの基本と、ちょっとした工夫(Tips)を紹介します。初心者の方でも理解できるよう、サンプルコード付きで解説します。
ナビゲーションの基本
まずは、HTMLとCSSだけで実装できるベーシックなナビゲーションを作ってみましょう。
index.html
<nav>
<ul>
<li><a href="#">ホーム</a></li>
<li><a href="#">サービス</a></li>
<li><a href="#">お問い合わせ</a></li>
<li><a href="#">会社概要</a></li>
</ul>
</nav>
style.css
nav ul {
list-style: none;
display: flex;
gap: 24px;
padding: 0;
}
nav li a {
text-decoration: none;
color: #333;
font-weight: bold;
}
- ulでメニュー項目をリスト化
- flexで横並びに
- aタグでリンク化
おしゃれなナビゲーション
CSSを工夫することで、ナビゲーションを「おしゃれ」にすることができます。ここではホバーエフェクトやシンプルな下線アニメーション例を紹介します。
style.css
/* ここから */
nav li a {
position: relative;
padding: 4px 8px;
transition: color 0.3s;
}
nav li a::after {
content: "";
position: absolute;
left: 0; bottom: 0;
width: 100%;
height: 2px;
background: #3498db;
transform: scaleX(0);
transition: transform 0.3s;
}
nav li a:hover {
color: #3498db;
}
nav li a:hover::after {
transform: scaleX(1);
}
/* ここまで追記 */
hoverすると上の画像のように変化します。
Tips
-
レスポンシブ対応
メディアクエリを使えば、スマホでも見やすいメニューにできます -
ハンバーガーメニュー
JavaScriptを使わずCSSだけで簡易ハンバーガーメニューも可能です -
アイコン活用
FontAwesomeやSVGでメニューにアイコンをつけると視認性UP -
アクセシビリティ
aria-labelやnavタグで意味づけをすることでSEOにも効果あり
最後に
HTMLとCSSだけでも、工夫次第でおしゃれな使いやすいナビゲーションを作ることができます。この記事がナビゲーション作成の参考になれば幸いです。