GDAL windows visual C++ (2017) 環境の構築

GDALをvisual C++(2017)　windows10 x64で使うための環境構築です。

#ダウンロード
gdal
　http://download.osgeo.org/gdal/CURRENT/
　から、
　gdal302.zip
　をダウンロードして解凍

PROJ
　以下を参考にインストール
　https://proj.org/install.html#windows
　　インストーラをダウンロードしてインストールします

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#コンパイル
コマンドプロンプトから
cd gdal302\gdal-3.0.2\ generate_vcxproj 15.0 64 gdal_vs2017

を実行、次に

nmake -f makefile.vc MSVC_VER=1910 PROJ_INCLUDE="-I C:\XXXX\OSGeo4W64\include" PROJ_LIBRARY="C:\XXXX\OSGeo4W64\lib\proj_6_2.lib" WIN64=1

　XXXXはPROJをインストールした場所

はまりポイント

1. PROJ_INCLUDEとPROJ_LIBRARYをつけないと通りませんでした
2. win64=1をつけないとリンカーエラーになります
3. PROJ_INCLUDEはディレクトリ指定で-Iが必要なのに PROJ_LIBRARYは直接ファイルを指定するのがポイント

#実行（テスト）
sqlite3.dllが必要でした。
　https://www.sqlite.org/download.html
　からsqlite-dll-win64-x64-3300100.zipをダウンロードします

テスト用サンプルは以下にあります。
　https://gdal.org/tutorials/raster_api_tut.html#