はじめに
ゲームやXR系の開発に興味があり、エンジニア目線でのCGに関する基本的な知識をつけるために受験を行いました。
- CGエンジニア検定 ベーシック(2024年前期 取得)
- CGエンジニア検定 エキスパート(2024年後期 取得)
試験概要
- 出題形式:マークシート
- 試験時間:ベーシック 60分 / エキスパート 80分
- 合格基準:100点満点中70点以上
- 合格率 :ベーシック 約60% / エキスパート 約30%
試験勉強について
前提
ベーシック・エキスパートともに知識問題や、テキストに載っている知識が前提の問題が多く出るため、自分の頭に知識が定着されるような勉強法での学習が必要でした。
学習期間
- ベーシック:約1か月から1か月半
- エキスパート:約1か月
エキスパートについては、学習時間が少し足りなかったので、試験2か月前くらいから学習を始めればよかったと思ってます。
学習方法
私の場合は、読むよりも書く方が記憶に定着するタイプなので、ひたすらテキストを写経しました。
テキストの内容を丸々写した後は、問題集・過去問を解き始めました。
問題集の解き方
過去問には解説がないので、問題集をメインに学習を進めました。
- 間違えた問題・解くのに悩んだ問題については、問題集の解説+テキストで該当箇所を探し、その部分についてノートにまとめる
- 全体の得点率を確認し、合格点までどれくらい必要かを定量的に知る
- 分野ごとの得点率を確認し、自分の得意分野・苦手分野について知る
エキスパート・ベーシックともに、問題集2周しました。
2周目でも解けなかった問題についてはさらに重点的にテキストの復習を行いました。
試験当日
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ベーシックについては、試験時間に余裕があったので十分な見直し時間がありました
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エキスパートについては、見直しする時間はありましたが、座標変換問題(第2問目)に結構な時間がとられてしまい、後半焦り気味に解いていました
試験勉強に関する振り返り
ベーシックについて
ひたすら知識問題という形なので、テキストでのインプット・問題集でのアウトプットを繰り返して知識を定着させました
エキスパートについて
私の場合、数学系の知識があまりない状態での学習だったので、座標変換問題(第2問目)とアニメーション(第7問目)が解けるようになるまでに時間がかかりました
一度理解すると、同じような問題が出やすい分野でもあるので、解き方を理解するまで何回も繰り返しました。
その分、第8~10問目は知識メインの問題が多いので、そこを落とさないように意識していました。
資格を取ってよかったこと
ベーシック取得後、CEDEC2024に参加した際に、講義内容がすんなりと頭に入ってきたため、基礎知識の重要性を改めて感じました。
ベーシック取得後に思ったこと
画像処理エンジニア検定ベーシックと、CGエンジニア検定ベーシックのテキストが同じだったので、併願受験をしておけばよかったと考えています。
(1回の勉強で、2個の資格が取れるならお得かなと。。。)
まとめ
この資格勉強を通して、CGや、ゲーム・XR系の開発に必要な知識を学ぶことができました。
あとは、この知識を生かして成果物等の作成を行っていきたいと思いました。