結論:市場価値を見極めて戦略的に学ぶこと
非エンジニアの人が、フリーランスエンジニアになる為には、たくさんの事を学ぶ必要があります。
とても、多いと思います、そして、何からやればいいのか、どこまで学べばいいのか、情報が様々あり、ネット情報をさまよっていると、エンジニアのテック記事(趣味嗜好による記事)が多く存在します。これは、エンジニアにとってありがたい事です。
ですが、それらは非エンジニアにとっては、見るべき情報ではありません。フリーランスエンジニアになる為に、という目的に対して適した記事・情報を見つける難易度が、ただただ難しくなっている業界です。
その為、より一層、触れるべきでない情報を参照する事で混乱し、フリーランスエンジニアという肩書を諦める人が多い業界です。
断言します。
- 状態管理はこれだ!
- タイプセーフなプログラミングを!
- オシャレなデザインをCSSで再現!
- OOを使ってサーバサイドAPIを作ってみた
これらの様な技術記事は、非エンジニアの人が最初に見るべきではありません。
気持ちは、わかります。
「そういうのが、わからないとフリーランスエンジニアになれんやん」という声が、視線が、たくさんモニター越し、スマホの画面越しに見られている事も、知っています。
ここで、非エンジニアでフリーランスエンジニアを目指す方に知っておいてほしい事があります。フリーランスエンジニアだろうと、プロパー(正社員で稼働するエンジニア)だろうと、オシャレなサイトを作れない人は、たくさん居ます。毎度、レンダリング(後に、こういった単語は必要な理解まで砕いてお伝えします)が無駄に走査し、パフォーマンスの低いWebサイトを作成している現場も、往々にしてあります。
こういう現場の現状もあるから、そんな難しい事を覚えなくて良いという話ではなく、机上だけでフリーランスエンジニアになる為の自分ハードルを上げて、ドMな非効率学習ロードをわざわざ、進まなくていい様に、必要な事を知った上で学び目的を達成させる事に主眼を置けば到達したい状態に誰でも、なるという事を知って下さい。
戦略と戦術がなぜ、存在するのか考えた事はあるでしょうか?
少ないリソース(仕事終わっての時間、限られた収入など)の中で、適した箇所に集中させ目的を達成させるために存在しています。
この記事では、目的と戦略と戦術の単語を、くどいほど書いていきます。非エンジニアの人がフリーランスエンジニアになる為には、それら3つの単語が最重要なポジションに位置しているためです。
(そもそも、戦略と戦術の違いってなーに、という方もおられるかもしれません。)
記事を通して、読み進めていく上で重要な単語であることを認識頂ければ、なりたい状態になれることを理解いただけると思います。
対象読者の年齢層
あくまで主観ですが、非エンジニアの人がフリーランスエンジニアや、プログラマーと呼ばれている人たちのような専門職に就きたいと考えるパターンは、2つしかないと思っています。
- 社会に出たときから、それ系の道をイメージしていたパターン
- 社会に出て会社に就き、人生のイベント(家族面、健康面)などから経済的な解決を望み始めるパターン
です。
多くは、2つめの、後から経済的な課題解決方法を探すパターンで年齢層としては、20代後半~30代中盤迄の間に分布すると考えています。
それ以外は、一定存在しつつもボリュームゾーンに違和感は無い様に考えています。
そのうえで、あえて苦言と喝を書いておきます。
年齢は30代を超えて、非エンジニアから転職しようとする場合はテクニックが必要です。リファラル(紹介)採用や単価の低い案件を泥臭く獲得し、実績を積んだスキルシートを準備したりなどです。(細かくありますが、一旦、ここでは割愛します)
20代の人は、30代よりも転職可能性は高いです。が、それでも目的達成に向けた努力は必須、になります。
今までに雇用されている会社の中で、ダラダラとぬくぬくと、競争意識も持たずに労働をしてきた場合、非エンジニアからフリーランスエンジニアになるのは、大幅な意識改革が必要です。
誰も、職能を持たない人に価値を見出したりはしません。ましてや、若いからといった理由で採用確率が高くなる、というのも、微々たる部分です。もはや、幻。
だからこそ、職能を身に着けて、価値を提供できる様に、今からでも遅くはないです。
「死ぬほど、今までの自分は甘かった」、と喝を入れて勉強してください。
筋書
フリーランスエンジニアになりたい理由については、様々だと思っています。
本記事では、非エンジニアの人がフリーランスエンジニアになる為に、というテーマで書いています。すべては私の主観ではありますが、筋書を示しておこうと思います。
まず元々、私はパチンコ屋の店員です。フリーランスエンジニア、という業種とは全く無縁であり、興味も関心も、ありませんでした。
ある時をキッカケからフリーランスエンジニアとなり、5年の月日が経過しました。
今日に至るまで、毎日ぼんやりと、これから発生するであろう、未来の出来事を想像しながら活動して、1つずつ実現したい事が現実になっています。(例えば、家とグランドピアノを買って、クラシックピアノを練習しているとか)
筋書に沿って行動するだけで非エンジニアの人が、フリーランスエンジニアになる事は可能です。
前置きが長くなりましたが、筋書は、こうです。(完全に覚えるのではなく、ぼんやりと自分に憑依させておいてください。)
- 目的を明確にする:5年後10年後に、自分の社会的ステータスが、どんな状態になっておきたいかを明確にする
- 確実に実行する:その状態を実現するために可能性の高い手段が、これから行う事である、という認識を持つ
- 脳死ではなく考える事を常駐させる:バランスよく物事を捉えて、昨日までの自分より成長する事だけに集中する
実は、これだけです。
拍子抜けしましたか?
期待はずれですか?
OOの言語のXXだけ覚えればエンジニアになれる情報を知りたかったのに、と落胆していますか?
きっと、この時点で「あ、この記事求めてるものじゃない」と考える人も居るのではないでしょうか。
でも、ちょっとまってください、何か勘違いしていませんか。
くどいようですが、非エンジニアからフリーランスエンジニアになる為に必要な事にフォーカスした時、技術の話は不必要です。(プログラミング言語の理解は、主旨に対しては末端の話です)
なぜ、非エンジニアの人である今、求めていた答えが見れると思うのでしょうか?
答えがわかるのでしょうか?
本当に答えを理解しているのであれば、すでにエンジニアになっています。
大事なのは、重心を捉え真っ直ぐ進む事です。冒頭にも書きましたが、非エンジニアの人が求める情報のほとんどが、個別具体のピンポイントでのみ有効なネジの一本と同じような情報です。
ネジ一本を見て、エンジニアまでの道は拓くことが現実的でしょうか。それは、合理的な考えでしょうか。
フリーランスエンジニアになりたいのであれば、目先のテクニックや希望単価など、都合の良い情報ばかりを見るのではなく、自身を理解することに主眼を置いて行動する事が出来る様になってください。
実際に現場に参画していなくても、それ自体が理解出来て行動している実感があるのであれば、すでにフリーランスエンジニアになっているのと同義です。エージェント経由などの案件参画は時間の問題です。
本題に入る前に、実際の現場ではという話
非エンジニアの人が思い描く、フリーランスエンジニア(プログラマー)というのは、どんなものでしょうか?
きっと、賢そうにMacのノートをスタバに持って行ったり、オシャレなオフィスで男女がスマートな感じでお話しながら、ビジネスが滞り無く進んでいたり、わからない事が無いのかなと思うほどに案件に参画後、バリバリ仕事出来たりをイメージするのではないでしょうか。
実際のところ現場によって、そういうイメージと乖離してたり、だいたいイメージ通りだったりとマチマチです。そして、主観ですが、現場のほとんどは、自身の提供できる経験+その現場独自の内容を学び(キャッチアップ)ながら、スキルを磨きながら仕事をしている、という事がほとんど、とみています。
大丈夫です、安心してください。任務を完璧に遂行するジェームスボンドやジェイソンボーンの様なスーパーハイスペック何でもできるマンにならなくても、良いのです。
そんな人、居ません。(とはいえ、圧倒的な質と量をこなす超情熱タイプも現場には存在しています、そういう現場に参画できたら、ラッキーと思って、しっかりシゴかれてください。)
気負いせず、落ち着いてやるべき事をやりましょう。
筆者のおすすめ
とても、シンプルです。この項は短くします。
- さっさとフリーランスエンジニアになる
- フリーランスエンジニアとして落ち着く前ぐらいに、投資を学ぶ(資産運用)
- さっさと離脱して、投資収益で趣味や本当にやりたい事だけに、しけこむ
これ以外のおすすめはありません。
人生は短いです、パソコンをカタカタ触ってるような半生にはしたくありません。
フリーランスエンジニア(プログラマー)は、時間効率を高める為の手段です、その手段を必要としなくなるぐらいまで集中して、切り離せるタイミングでスパっと辞めるぐらいの気持ちで、人生においての短期集中(5~10年)をして、さっさと自分のやりたい事をやりましょう。
目的を達成する力を認識する
前項の筋書で記載した3つのポイントについて、再掲したうえで、本項の非エンジニアからフリーランスエンジニアになるためのコツを説明します。(価値観に触れる様な感情を揺さぶる様な表現が多くなりますので注意してください。)
非エンジニア(他業種)からフリーランスエンジニアになる為の3つのポイント
- 目的を明確にする
- 確実に実行する
- 脳死ではなく考える事を常駐させる
これらは、目的となっている対象を達成させるために必要な要素です。
普段から、色々な事を思い立ち、計画し、実行するという動作は何気なくやっていると思います。「どこかに行く」「あれを買いたい」「ゆっくりしたい」などは、単純な動作の中に目的を達成させるためのステップが隠れています。
さて、このような単純で退屈な話から書き始めるのは、なぜでしょうか。
それは、普段からあたりまえの様に行っている事を正しく説明出来る人間は、居ないからです。
ほとんどの場合、今までの自分を肯定する自信が身に付いています。プライドと表現しても、そこまで差はないものです。そして、そのプライドが「自分なら出来ているから大丈夫」というように、考える思考を鈍らせています。これは大問題です。
自然と脳は考える事を避ける為に、あらゆることに対して無駄な自信を持つようになりますが、それは、非エンジニアの人がフリーランスエンジニアになる為の初めの大きな障害になっています。
何気なく行っている、すべての動作に目的を持ち、戦略を描き、戦術を駆使して目標を到達させる訓練を皆さんは行う必要があります、でなければ非エンジニアの人はフリーランスエンジニアになることは不可能です。
意識して行動し、すべてを計画的に実行出来るという認識を自覚できるようにしましょう。その為には、筋書の項で記載した内容を見直し、今自分が何のために行動しているのか、常に監視する様に意識してください、それだけで、その時々で、今必要なのか、そうでないのかを判断できる様になり、適した情報に触れる事が可能になることで、フリーランスエンジニアへの道はぐっと短縮されるでしょう。
目的を達成する力の正体は、己のすべてを自覚する事になり、全てはそこから始まります。
さて、ここで一服、そもそもフリーランスエンジニアの定義
ここまで、テキストだけをつらつらと並べて5分~10分の時間を費やしたと思います。あなたの大事な時間に必要な情報をインストールする時間としては非常に効率が良いと思います。
さて、フリーランスエンジニアという単語が何度も目にしてきましたが、そもそも本記事によるフリーランスエンジニアの定義について明確にしておきたいと思います。
あくまで私の主観です、ただ自信を持って、おすすめできる定義(考え方)です。
フリーランスエンジニアの定義は、己が考えたことを全て実現する覚醒者の事を指します。
(「意味がわからない!」「アニメの見すぎだろ」「エンジニア関係ないじゃん」)
色々聞こえてきますね。
一度、あなたにも考えていただきたいのですが、あなたにとってフリーランスエンジニアとは何でしょうか。
あーだ、こーだ考え細かい事を定義するのではないでしょうか。そうじゃないかもしれませんが、各々のフリーランスエンジニアの像があっても構わないです。
しかし、考えてみると、答えはシンプルです。
- 私たちはなぜ働くのでしょうか
- なぜ、フリーランスエンジニア(個人事業主)になりたいと思うのでしょうか
所得を増やしたいからです。
私は、とある現場でフリーランスエンジニアになった経緯に興味を持たれて質問されたことがあります。
「なぜ、元々パチンコ屋店員がフリーランスエンジニアに
なろうと思ったんですか?すごい興味があって、
聞いてみたいなと思ってですね」
私の回答はこうです
「フルリモートなので、時間に余裕が生まれる、
業務に必要な事を都度学習すれば、単価も上がるし、別に何でもいいんです。
プログラマーでなくても、、ぶっちゃけ、エンジニアになりたいとか、
そもそも思っていなかったり、、ですね笑」
その現場での期間は終了し、別案件にアサインも決めて段取りはしていたので、ぶっちゃけで回答してみました。(反応を見て見たかったというのが強いです)
彼は、気分を害したのか、
「そんな気持ちでエンジニアやらないほうがいいですよ。仕事しない方がいい」
と。
まぁ、実際そう考えるのが普通だと思いますし、言っている事は間違っていないです。だから、ハッキリとした意見交換ができたな、ぐらいで捉えられます。
もとを正すと、なぜ、フリーランスエンジニアになりたいのか?という命題に対し、どんな気持ちでエンジニアをやろうと、人それぞれであり、何でもいいのです。価値を提供する為に必要な努力をするのは大前提です、取り組み方、ベースとなる思考については自由であるがゆえ、今のSES、SIが成り立っています。
私は、非エンジニアの人の年齢層の項でお伝えしたように、大抵は所得倍増がボリュームゾーンだと認識しています。
私はそれを否定しないし、とても強い衝動であるからこそ、ポテンシャルが高く死ぬほど努力が出来る人間に生まれ変わるのだと思っていますし、実績として私自身が体感しています。
技術に興味がなかろうが、プロフィール画像が猫の画像じゃなかろうが、エンジニアというジャンル自体に深い興味がなかろうと、弱肉強食の業界で、小さなことで悩まない様に、明確にフリーランスエンジニアとしての定義は意識しておきましょう。
そうすれば、所得は徐々に増えていき、やりたいことがこれから、増えては、実現するというループがやってきます。
コラム1:猫プロフィール
プログラマーとして身を置くとSlackというコミュニケーションツール(チャット)を使う事が主になります。そして、みなさんは気づく事があります、「なんか、猫のプロフィール画像の人おおいな」という事に。そして、大抵の会話は「猫好きなんですか?飼ってるんですか?」という会話の種になっています。エサの話、猫の可愛いところ、そんな話を1度や2度は必ずする事でしょう。
ただ、それだけです。
非エンジニアからフリーランスエンジニアになるために
ここまで、読むのも疲れた事でしょう。耳が痛くなるようなこともあるかもしれません、読みたくなくなるような思いに直面もしたかもしれないですね。
それが、フリーランスエンジニアの世界です。徐々にこうした眠たくなるような事、心が痛むような情報に触れ感情的に行動して理性でコントロールできるようになってください。
多くの人が、他業種からの転職で挫折します。あたりまえです。これまでに書いてきた事を本当に信じて、前に進める人でなければ、簡単じゃない道になっているからです。
それでも前に進みたい人間が、自己実現できるのだと私は確信しています。
反響次第で、以下の様な事をどんどん書いていきます。ぜひ声を聞かせてください。
- 非エンジニアからフリーランスエンジニアになる為の技術について
- 非エンジニアからフリーランスエンジニアから投資家になる為の動き方について
- 非エンジニアからフリーランスエンジニアになる為の効果的な日々の過ごし方について
- 非エンジニアからフリーランスエンジニアになる為の甘い意識をぶっ壊す方法について
ここまで、お読み頂きありがとうございました。