NTPのpeerの使い方
ntp.confにpeerというオプションがあり、多くのシステムで使用されていますがpeerは本来、次のような異なるNTP Serverを参照し、かつ階層(Stratum)が同じクライアント間で設定する。
(正)
NTP Server NTP Server
↑ ↑
↑参照 ↑参照
↑ ↑
NTP Client ←←peer→→NTP Client
しかし間違った使い方をしているシステムをよく見かけます。
次のような同じNTP Serverを参照しているクライアント間でpeerを設定する。
(誤)
NTP Server
/ \
/ 参照 \参照
NTP Client ←peer→NTP Client
これは本来のpeerの使用目的にはあわず、設定しても意味がない。
また同一Serverを参照しているクライアント間ではpeer設定をしないようにといった記述もありました。
(設定するとどのような弊害があるかまでは記述なし)