「自分らしいキャリアを築くために:価値観と夢の見つけ方」
こんな状況に陥ってないですか?
スキルアップやキャリアアップを目指して頑張ろうと思っても、いざ動き出そうとすると「どんな点に気をつければいいんだろう?」「何から始めればいいかな?」と、いきなり壁にぶつかることはありませんか?それは「目的」も「主体性」もないからではないでしょうか?
どうしたら自分らしくいられるか
会社の上司に言われたからとか、周りに触発されたからではなく、自分が「何をしたいか」、「どうなりたいか」を考えてみてください。それは自分の「将来」や「夢」なのだから、自分で考え行動に移すべきです。
その前に、自分が「生きていく上で重視すること」や「これだけは絶対に譲れないこと」を考えてみてください。それは自分の「価値観」や「生き方」、そして「生きる目的」なのではないでしょうか?
夢の見つけ方
自分の心の中にある様々な「思い」を文字にして、自らの意思をしっかり確認してください。なぜなら、それによって目指す方向が大きく異なってくるからです。
「将来は起業して会社の社長になりたい」という人と、「技術者として社会に貢献したい」という人では、そもそも「すべきこと」が全く違いますよね?
ですから、最初にすべきことは「価値観」や「生き方」を確認することであり、「将来」や「夢」を明確にすることです。
「木」に例えるなら、土壌は「価値観」や「生き方」であり、「将来」や「夢」は幹であり、葉や枝は「技術」です。土壌や幹がしっかりしていないと葉は育ちませんよね!
自分の価値観やビジョンに基づいて、自分らしく「やりたいことをやる」。やりたいことなので楽しく続けられますし、「好きこそものの上手なれ」ということわざもありますから。
壁にぶち当たったら、自分に「本当はどうなりたい?」、「本当は何がしたい?」と問いかけてみてください。
周りの言動に振り回される「軸なし」ではなく、「軸あり」ならやりたいことが次々と出てくると思いませんか?
間違った努力をすると
失敗する例を挙げると、優秀な管理職になりたいと思う人が、人との付き合い方や具体的な問題・課題の達成方法など、技術的な勉強ばかりしていることがあります。
いくら小手先のスキルを磨いても、その裏に真摯さや誠実さがなければ、一時的にはうまくいったとしても、継続的に成功し続けることはできません。