更新日時が2026年となっていますが、内容は2021年時点となります。
Chiyogamiという、Paperをフォークしたマルチスレッドに対応するサーバーソフトがあるというので試してみました。
ビルド
サーバーのjarファイルはそのまま落とせず、各自ビルドして利用するようになっています。
https://github.com/Be4rJP/Chiyogami にて日本語による解説があるのでそちらを参考に。
利用するサーバーのバージョンに対応したBranchを選ぶ
現在は1.15.2、1.16.5、[1.17.1]
(https://github.com/Be4rJP/Chiyogami/tree/ver/1.17.1)の3つが用意されています。
今回は1.17.1を選択。
必要ライブラリ等の導入
1.17.1の場合はgit、jdk16が、それ以外の場合はgit、maven、jdk8が必要です。
ビルド
BranchのREADMEにあるダウンロードリンクもしくはリポジトリをダウンロードします。
解凍後そのディレクトリでWinidowsの場合はgit-bash、linuxもしくはMacの場合はターミナルを開き./buildChiyogami.shを実行します。
自分の環境だと始めビルドに失敗しましたが、2,3回ほど./buildChiyogami.shを実行し、そのフォルダを削除してもう一度解凍からやり直したところ成功しました。
追記(2021/09/11)
gitでは予めアカウントとのリンクが必要となります。
git config --global user.email "githubに登録しているメールアドレス"
git config --global user.name "githubに登録しているユーザー名"
ない場合はエラーを吐かれてビルドに失敗します。
テスト
ビルドしてできたChiyogami-1.1x.x(ビルドしたバージョン).jarを適当な新規フォルダに移し、実行します。
ビルドされたjarファイルはbuildChiyogami.shなどがある階層に生成されます。
通常のものと同様最初はEULAで弾かれるので、EULA=trueにして再実行。

現時点ではtimingsが有効化されていると起動に失敗するようです。
timingsの無効化
paper.ymlを変更してtimingsを無効化します。
timings:
enabled: true -> ここをfalseに
これで起動するかと思います。
実際に利用する限りではCPU使用率もしっかりと分散されていそうです。
チャンク読み込みをある程度上げても問題なさそう。
プラグインの動作テスト
そのままで快適に動作することがわかりましたが、プラグインを導入した際にどのような挙動をするのかも見ていきます。
今回導入したのはGeyserとfloodgate、dynmaapの3つです。
以前試したところエラーで起動できませんでしたが、開発者の方に修正していただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
Paperの派生サーバーなので一部Spigot版の物を使用しましたが、特にエラー等もなく正常に動作しました。
総括
特にバグ等もなく、プラグインも普通に動くためサーバーとしての運用も可能だと思います。