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Linux (ユーザーとsu/sudoコマンドについて)

Last updated at Posted at 2020-08-28

こちらではユーザーについて簡単に解説を行います。
・一般ユーザ
・rootユーザ
について、理解してください。

rootユーザは簡単に言うと管理者です。
ユーザのパスワードを変更したり、大事なファイルの変更を行ったり出来ます。
普段使う事はまずないと思います。
何かしらで必要になったタイミングで使用される認識です。

逆に一般ユーザは日常で作業する際に使用するでしょう。
普段使ってるのは、ここですね。

プロンプトでは下記のように見分ける事が出来ます。

rootの場合
#
一般ユーザの場合
$

とりあえず、一般ユーザとrootユーザがいるんだなと思って頂ければ問題ありません。
lpic101やる上では、とりあえず理屈も大事なので(覚えるの大変です)

ここからはコマンドsu/sudoについて、解説していきます。
suコマンドはユーザの切り替えの際に使用されるコマンドです。

たとえば、一般ユーザnekoからrootユーザに切り替えたい時
以下のようにsuコマンドを入力後に、rootユーザのパスワードを入力を行うと
rootユーザへの切り替えが行われます。

neko     $  su
パスワード:  

パスワード入力後、rootでプロンプトが返ってきます。

neko     $  su
パスワード:
root     #

別のパターンで一般ユーザから一般ユーザで切り替えを行う場合は
su ユーザー名で入力を行い、パスワードの入力を行います。

neko     $   su inu
パスワード:

inuでプロンプトが返ってきます。

neko     $   su inu
パスワード:
inu      $

次はsudoコマンドです。
一時的にroot権限でコマンドを使用する事が出来ます。

このコマンドを使用するには、visudoを編集する必要があります。
rootじゃないと、編集を行う事は出来ませんので
suコマンドでrootユーザへの切り替えを行いましょう。

root   # visudo

英文で色々書いてますが
最後の行に ユーザ名 ALL=(ALL) ALL と入力し
保存して閉じれば、sudoコマンドは使えます。

※ファイルの編集等を行う際に、エディタを使っています。
こちらに関してはまた別の機会に解説します。
oキーで入力開始、入力後はEscキー→:wqでファイルが保存されて閉じられます。

sudoコマンドですが
たとえば、root権限を持ちながらlsコマンドを実施したい時
sudo lsと入力すれば、そのようになるわけです。

・一般ユーザーとrootユーザーについて
・suとsudoについて

でした。

次は→ユーザーの追加・削除について

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