こちらではユーザーについて簡単に解説を行います。
・一般ユーザ
・rootユーザ
について、理解してください。
rootユーザは簡単に言うと管理者です。
ユーザのパスワードを変更したり、大事なファイルの変更を行ったり出来ます。
普段使う事はまずないと思います。
何かしらで必要になったタイミングで使用される認識です。
逆に一般ユーザは日常で作業する際に使用するでしょう。
普段使ってるのは、ここですね。
プロンプトでは下記のように見分ける事が出来ます。
#
$
とりあえず、一般ユーザとrootユーザがいるんだなと思って頂ければ問題ありません。
lpic101やる上では、とりあえず理屈も大事なので(覚えるの大変です)
ここからはコマンドsu/sudoについて、解説していきます。
suコマンドはユーザの切り替えの際に使用されるコマンドです。
たとえば、一般ユーザnekoからrootユーザに切り替えたい時
以下のようにsuコマンドを入力後に、rootユーザのパスワードを入力を行うと
rootユーザへの切り替えが行われます。
neko $ su
パスワード:
パスワード入力後、rootでプロンプトが返ってきます。
neko $ su
パスワード:
root #
別のパターンで一般ユーザから一般ユーザで切り替えを行う場合は
su ユーザー名で入力を行い、パスワードの入力を行います。
neko $ su inu
パスワード:
inuでプロンプトが返ってきます。
neko $ su inu
パスワード:
inu $
次はsudoコマンドです。
一時的にroot権限でコマンドを使用する事が出来ます。
このコマンドを使用するには、visudoを編集する必要があります。
rootじゃないと、編集を行う事は出来ませんので
suコマンドでrootユーザへの切り替えを行いましょう。
root # visudo
英文で色々書いてますが
最後の行に ユーザ名 ALL=(ALL) ALL と入力し
保存して閉じれば、sudoコマンドは使えます。
※ファイルの編集等を行う際に、エディタを使っています。
こちらに関してはまた別の機会に解説します。
oキーで入力開始、入力後はEscキー→:wqでファイルが保存されて閉じられます。
sudoコマンドですが
たとえば、root権限を持ちながらlsコマンドを実施したい時
sudo lsと入力すれば、そのようになるわけです。
・一般ユーザーとrootユーザーについて
・suとsudoについて
でした。