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AWS クラウドプラクティショナー (CLF) 合格したけど思ったよりも難しかった件

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【2022年2月】AWS CLF 合格体験記

まず

AWSの資格取得を指定されたので、というのもありますし去年一度挫折したAWSに再チャレンジということで入門と位置付けられるAWSクラウドプラクティショナーを受けてきました。結果は合格です。オンプレミスでの開発の経験しかなかったのでクラウドの基礎の基礎を勉強できた良い体験でした。継続して上位資格にも臨もうと思います。

でもね、、って話です。

「 でも 」 とは?

クラウドプラクティショナー 合格 とかってググると
文系新卒の私が1ヶ月で合格しました!
ITに疎い専務が2週間でAWS資格に合格!?
【確定版】3日で受かるAWS CLF勉強法

こんなのがたくさん出てくるので勘違いしてました。

AWS CLFはIT業界での実務経験さえあればほぼノー勉でもいけるクラウドの一般教養的資格なのだと。

だから声を大にして言いたいです。

舐めて勉強せずに受けると落ちますよ!マジで!

IT業界での実務経験なしで2週間で受かった、みたいな話は割と毎日ちゃんと勉強時間を確保して土日はみっちりやりこんだ方のケースだと思います。

私はネットフリックスでゆるキャン△とか流しながら適当にテキスト読んで概要理解すれば受かるんでしょ?みたいに思って舐めプのまま模試解いたら40%くらいしかとれなくてめちゃくちゃ焦りました。

試験前日、もうこれ絶対受からないと焦り胃痛を我慢しながら模試を回しまくってなんとか滑り込んだわけです。もちろん私の勉強のやり方が要領悪く飲み込みも早い方ではないから、というのもあるのですが。

確実に受かるために

上記で舐めプじゃ受からない難易度だということはお伝えできたかと思います。
じゃあちゃんと勉強しよう。そうなった時のおすすめの書籍やコンテンツをお伝えします。

1.公式の緑本

Amazonでクラウドプラクティショナーと調べると一番上に出てくる公式テキスト、通称緑本。これ、絶対読んだほうがいいです。やっぱり公式という信用は強みです。ただ、あの質素に専門用語を並べ立てる文体は最初に触れるべき書籍とは思えません。以下の勉強法でアレ?と思った時に頼れる公式書籍、くらいに思うのがいいと思います。

2.Youtube

話の上手な方が図を用いながらざっくりと説明してくれます。やっぱりスマホ眺めてるだけでちゃんと知識になっていくのはお手軽です。もちろん机に向かうのが一番だけど忙しいとなかなかできないですから妥協案としてアリです。

3.AWS しくみと技術がしっかりわかる教科書

Amazonで「AWS しっかり」などと検索するとでてくるオレンジ基調の表紙の書籍。これ、本当におすすめです。図が丁寧、言葉もわかりやすい、順序も体型立ててある、そして意外と細かいところまで網羅されてます。まずはこれ読んでみましょう。AWSがなぜ用いられるのか、そして全体的なサービス像が掴めると思います。分からなかったところ、もっと詳しく知りたいところはYoutubeなりGoogleなり調べるとさらに理解度が深まると思います。

4.Udemyの模試

オススメというよりは必須です。もう。必須。セールの時期に模試を買いましょう。2や3で基礎知識をつけたらすぐに模試を解きましょう。模試を買いましょう。模試は合格する必要はないです。Udemyの模試は本当に優秀で、解きながら知識をつけられる、しかも量も膨大なので模試は最後に取っておくみたいなことはせずガンガン解きましょう。模試を買いましょう。模試を買いましょう。

2022年2月時点では2つの模試のラーニングコースがありました。どちらも買いましたが一長一短でした。
「この問題だけで合格可能!」の方は解説しっかり、難易度も易〜難と網羅されており、最初にやる模試として。忙しければこっちだけでも十分だと思います。ただ難点は問題文が丁寧すぎること。実際のAWS認定試験の問題文はかなり文体がかたく、表現も独特です。丁寧な問題文に慣れすぎると本番で動揺するのでそれは頭に入れておきましょう。
もう一つの方は解説はかなり適当、というかAWS公式のコピペみたいな感じで不足はありましたが実際の難易度、問題文に近く念のためやる、というのはアリです。ただ私が買った時点では受講生(要は買った人?)が7人しかいませんでした。「この問題だけで合格可能!」の方は3万人くらいいるんですが...。

勉強法としては以上になります。私は公式模試は受けませんでした。

本番

Udemyの模試を激推ししておいてなんですが、やはり本番と模試は違います。本番はかなり荒が目立つ試験だな、という印象でした。例えばですが課金に関する問い合わせ先にAWSコンシェルジュというチームがあると模試で学んだので"コンシェルジュ"というワードを頭にインプットしたのですが、本番で選択肢として出てきたのは"concierge"という英語でした。いや、英語ですらない。フランス語。

「コンシェルジュないじゃん!!」

ってなりました。冷静にスペル読んでやっと気づけたからよかったですが。

結局自信を持って絶対に間違いないと思えた問題は半分程度でした。残りは選択肢を絞って捻り出した答えが割と当たっていたおかげで受かったんだと思います。

最後に

やはり勉強法としては模試を解くのと教科書やYoutube、Googleで情報を補完するのとを交互に行き来するのが正攻法かと思います。

それから再三言いまずが舐めないようにしましょう。

舐めずにちゃんと勉強すれば確かに2週間での合格は割と標準的な範囲かと思いますし、クラウド技術に疎くても一ヶ月あれば大丈夫です。

実際に受かってみて難易度を少し軽視しすぎな風潮が感じられたのでこういった内容になりましたが、少々おおげさな部分もあるかと思いますのでご容赦ください。

ありがとうございました。

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