こんにちは、らこです。起きたらDart 1.8.3のリリースノートが上がってたので今回も軽くまとめます。原文はこちら。今回はすべてバグ修正なので新機能はありません。
Dart Editorのブレークポイントに関する修正
よくわからないのだけど、app/bin/server.dart
と、bin/server.dart
に同じブレークポイントが貼られるようにしてくれという感じらしい。多分Dockerと関係してて、リモートデバッグに必要なんだろうと思うけどここらへんの知見不足であまり詳しいこと言えません。おそらく普通に開発する分には関係ない修正です。
pubコマンドがIPv6で使えるようになった
「出来てなかったのか」という感想しかないですが、IPv6でpubコマンド使った時のエラーが修正されたようです。
async/await関連のいくつかの修正
今のところ順調に開発が進んでいるようで、おそらくこのままなら1.9.0でasync/awaitがコアライブラリにマージされると思います。ちなみにWebStormの次期リリースでもすでにasync/awaitのサポートが実装されています。
DartVM関連のいくつかの修正
内部的なオペレーションの問題をいくつか修正したそうです。詳細は不明です。
ListBaseが返すコレクションをすべてジェネリックを維持させるように修正
これはかなり恩恵のある修正です。これまでListBaseのtake(count)
や、skip(count)
、reverse()
が 何故か 返り値でジェネリクスが外れたコレクションを返していましたが、ようやくIterable<E>の形で返してくれるようになりました。
以上Dart 1.8.3のリリースノートまとめでした。