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RHCSA試験対策 - rootアカウント パスワードリセットの方法

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RHCSA試験対策 - パスワードリセットの方法

本項では、CentOS8を使った、rootアカウント パスワードのリセットの方法について言及します。 各コマンド操作の意味合いについては、以下のページ内に記載がありますので、今回は実際の画面の様子を掲載することを主目的としています。 ROOT パスワードの変更およびリセット - Red Hat Enterprise Linux 8

本手順のユースケースは、例えばroot、即ち管理者パスワードがわからなくなった場合です。このような場合でも、紹介する手順にて新たに管理者パスワードを設定出来ます。

環境情報

Windows 10上で動作している”VMware Workstation Pro"上似て構成した仮想マシンに、"CentOS8.2"をインストールした環境です。

手順紹介

まず、下図はインストール後のCentOSを再起動した直後の画面です。 この画面は起動後数秒しか表示されません。

画面内下から2行目をご覧頂くと、"Press 'e' to edit..."と書かれた箇所があります。
この操作を行うことで通常起動以外のモードでOSを起動することができます。
パスワードのリセットを行うにはこのオプションを利用します。
image.png

上記のオプションを使用して起動してきたのがこちらの画面です。
ここでは、表示されているオプションに対して編集を行い、上述している特殊なモードでOSを起動することができます。
image.png

こちらが編集後です。
image.png
上から6行目を見ると、”rd.break"という文字列が追加されたことが確認できます。
この後、"Ctrlとx"を同時押しすることで、パスワードリセットが可能なモードでOSを起動できます。
注意点があるとすれば、"ctrl+c"というオプションも記載があるため、間違わないようにしましょう。

Ctrl+xの操作後、"エマージェンシーモード"としてOSが起動されました。
image.png
ここまでくればもう少しです。Linuxでのパスワード設定コマンドといえば"passwd"コマンドですが、それを実行するためにいくつかの作業を行います。

下図は、必要な作業を連続的に実行した様子です。
各コマンドの意味合いについては上述しておりますRed Hat社のURLを参考に頂けると幸いです。
image.png
2度のExit操作後、自動的にシステムは再起動されます。
image.png
再起動後、管理者パスワードの変更を受けて、設定反映のために少し時間がかかります。
image.png
上記再設定反映の工程の際、もう1度OSの再起動がかかり、最終的にOSが起動してきました。
上記で設定したパスワードでログインが出来るかを試します。

image.png
無事にログイン完了です。
image.png

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