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40代後半のソフト開発エンジニアが、転職活動を通じて感じたこと

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はじめに

 40代後半でエンジニアとして転職活動して感じたことをとりとめもなく書いていきます。
あくまでも個人的感想です。

転職活動を通じての感想

年齢に関すること

 明示的に募集要項には書いてないですが、年齢が理由ではじかれた、と感じたことは多々ありました。40代後半は入社時期がバブルと重なることから、そこそこ歴史のある大手企業にはこの世代の社員が余るほどいることが要因かと思います。

ベンチャー or 大手、外資 or 国内

 転職を考える際の企業のざっくり分類としては、ベンチャー or 大手、外資 or 国内という二つの軸が考えられます。

  • 外資大手:ポジションに人を配置する傾向が強い。自分にマッチするポジションの募集があれば、即応募。
  • 外資ベンチャー:かなり高い英語力必須、ほとんどの企業でプログラミング試験ありと、予想される。
  • 国内大手:面接にこぎつけるのも厳しいと思われる。多分年齢が要因。
  • 国内ベンチャー:年収が他の3タイプと比べると少なめ。その分をストックオプションなどで補っていることもある。また技術志向のベンチャーの場合、スキルレベルをしっかり見られる傾向あり。

英語

 ほとんどの募集でそれなりに英語力が要求されるケースが多いようです。外資系はもちろんですが、日本企業でも職種(ポジション)によって必要です。私の英語力はTOEIC800点ほどですが、外資系で上司とのコミュニケーションが英語とかのケースだと、厳しそうです。
 また、外資系ベンチャーなどでは、採用面接自体が英語で行われる場合や、skypeやhangoutsを使って海外と英語で面接することもあり、それなりに準備しておかないと、ほとんど喋れず、玉砕します。

スキル

 自分のエンジニアとして強みなどをアピールする際、実際の業務については、守秘義務もありなかなか話しずらいことが多いため、何かしらアピールできるネタを準備しておいたほうが面接で話しやすいです。私の場合は、仕事と並行して大学院で研究を行なっていたため、その内容をアピールしました。オープンソース関連の活動や勉強会の活動などもアピールのネタとしてありと思います。

面接(の服装)

 とりあえず、スーツとネクタイはして行った方が良さそう。真夏の面接で、スーツ、ネクタイ無しで行った面接は全てお断りされてしまいました。

プログラミング試験

 プログラミング試験が選考過程の最初に行われることがあります。だいたい30分で1問のプログラミング課題を回答する感じで、10行から15行程度のコードを書きます。落ち着いて回答すればなんてことは無い問題が多いのですが、時間制限があると焦ってしまうので、可能なら例えば下記のサイトで事前に練習しておくのも良いかも。
https://www.hackerrank.com/dashboard

エージェント

 今時はどの企業も採用の Web サイトを持っているので、そこから直接応募できますが、エージェントを使うことをオススメします。理由は下記の通りです。

  • 自分が全く考慮してなかった企業の募集を紹介してくれる
  • 各企業毎の面接時のポイントなどをアドバイスしてくれる。
  • 年収などの条件交渉をしてくれる

 ちなみに、私が使っていたエージェントは、ビズリーチ、リクルートエージェント、パソナキャリア、などです。
 LinkedIn や Wantedly など転職系の SNS も、自分のプロフィール(職務経歴など)を整理してまとめられるところは意味がありそうです。これらの SNS 経由でメッセージをいただくこともありましたが、私の場合はあまりうまく活用できなかったと感じてます。

活動期間

 私の場合、活動開始から転職するまで1年半以上かかりました。焦らず気長に転職活動を行うつもりでいたほうが良さそうです。
 

最後に

同世代で転職を考えている方の参考になれば幸いです。
コメント、質問いただければ、ベストエフォートになりますが、
回答させていただきます。

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