LIGアドベントカレンダー15日目です!こんにちは、Jack (@kazuhikoyamashita) です。
最近の趣味はPythonで行列計算をする事です。
今回は、pyenvを利用してPython環境を構築する手順をまとめたいと思います。
pyenvをインストールする
brewコマンドを実行する
pyenvをインストールするには下記コマンドを実行します。
brewコマンドで簡単にインストールする事ができます。
% brew install pyenv
.zprofileに設定を追記する
ターミナル起動時にpyenvが自動実行させるように、.zprofileに下記設定を追加してください。
% echo 'if which pyenv > /dev/null; then eval "$(pyenv init -)"; fi' >> ~/.zprofile
設定を反映する
sourceコマンドを利用して、.zprofileに追記した設定を反映します。
反映するためのコマンドは下記となります。
% source ~/.zprofile
Pythonをインストールする
Pythonのバージョンを調べる
Macに標準インストールされているPythonのバージョンを調べます。
バージョンを確認するには、下記コマンドを実行します。
私の環境では、現在Python 2.7.10がインストールされています。
% python --version
Python 2.7.10
今回はpyenvを利用して、最新(2015/12/15時点)のPython 3.5.0をインストールしてみます。
Python 3.5.0をインストールする
Python 3.5.0をインストールするには、下記コマンドを実行してください。
% pyenv install 3.5.0
他のバージョンをインストールしたい場合は、下記コマンドでインストール可能なバージョンを確認する事ができます。
% pyenv install --list
Python環境の切り替え
システムのPython環境からpyenvでインストールしたPython環境に切り替えるには、下記コマンドを実行してください。
% pyenv global 3.5.0
% python --version
Python 3.5.0
これでPython 3.5.0に切り替わりました。
実際に動かしてみる
下記手順で「Hello, World!」を出力してみましょう。
% python
Python 3.5.0 (default, Dec 9 2015, 17:22:19)
[GCC 4.2.1 Compatible Apple LLVM 7.0.0 (clang-700.0.72)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> string = 'Hello, World!'
>>> str(string)
'Hello, World!'
次回は行列計算の記事を書きたいと思います。
以上です!