概要
皆さんは『ファイル名を指定して実行』という機能を御存知ですか?
最近のWindowsOSはタスクバーに検索ボックスが付いているので、あまり使う機会がないかもしれないですし、新入社員の方にはそもそもそんな機能知らないという方もいるかもしれません。
という事で、『ファイル名を指定して実行』を端的に言うと、メニューなどから手順を踏んで呼び出さないといけないアプリや画面を、コマンド入力して呼び出すことが出来る機能です。
例えば、『メモ帳』を例にとってみましょう。
As Is(現状・・・)
『ファイル名を指定して実行』を使わない場合、、、
<Windows11の場合>
➀、Winキーを押下
➁、『すべてのアプリ』を押下
➂、名前の順に整列されたアプリの一覧をひたすらドラッグし、「マ行」の中から、『メモ帳』を選択します。
その間、およそ10秒・・・。
To Be(これから・・・)
では、『ファイル名を指定して実行』を使用した場合はどうでしょうか。
➀、「Win + R」キーを押して、『ファイル名を指定して実行』を開きます。
➁、開いた以下の『ファイル名を指定して実行』ダイアログに『notepad』と入力。
➂、「OK」ボタンを押下します。
はい、これだけで『As Is』で記載したのと同じ『メモ帳』を開くことが出来ました。
私の場合だと、大体3秒くらいで開くことが出来ますので、約3倍の作業効率になります。
覚えておきたい『ファイル名を指定して実行』のコマンド一覧
コマンド | 開くアプリ |
---|---|
notepad | メモ帳 |
powershell | パワーシェル |
cmd | コマンドプロンプト |
calc | 電卓 |
mstsc | リモートデスクトップ |
excel | エクセル |
winword | ワード |
powerPoint | パワーポイント |
mspaint | ペイント |
control | コントロールパネル |
iexplore | IE、Edge |
regedit | レジストリエディタ |
上の行ほど私はよく使いますので、是非上の方から順々に覚えてみてくださいな!
最後に
最後になりますが、この記事が皆さんの成長の少しでも手助けになることを祈って、この記事を閉めたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。