はじめに
- 勉強したことや、やりたいシナリオの作業記録を残していきます。
- できるだけすべての画像を残していきます。
- 用語系は都度補足を入れていきます。
- 無料利用枠内で実施
今回のシナリオ
AWSアカウントは作成済みとし、AWSダッシュボードから作業開始します。
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AWSでwindowsサーバを準備
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リモートデスクトップでサーバに接続
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日本語化
【用語解説】
・AWS(Amazon Web Services)
Amazonが提供している100以上のクラウドコンピューティングサービスの総称。
クラウド上にサーバやDBを構築したりできる。
シナリオスタート
1.windowsサーバを準備
【用語解説】
・EC2(Elastic Compute Cloud)
仮想サーバーを作れるサービス
Elasticは「弾力のある、しなやかな、柔軟性のある」という意味
③無料利用枠の「Microsoft Windows Server 2019 Base」をクリック
④インスタンスタイプに「t2 micro」を選択し、「確認と作成をクリック」
⑤以下設定でEC2インスタンスが作成されます。右下の「起動」をクリック
【用語解説】
・セキュリティグループ
インスタンスの仮想ファイアウォールとして機能し、インバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックをコントロールします。
EC2をデフォルト設定で作成した場合は、新たにセキュリティグループが作成され、RDPプロトコル(リモートデスクトップ)が許可されています。
⑥キーペア名に好きな文字列を入れてキーペアをダウンロードした後、インスタンスの作成をクリック
⑧以下作成ステータス画面になったらインスタンスの表示をクリック
作成したWindowsサーバへリモートデスクトップ接続
②RDPクライアントタブを選択し、リモートデスクトップファイルのダウンロードをクリック。
リモートデスクトップファイルをダウンロードしたら、パスワードの取得をクリック。
④上で作成ダウンロードしたpemファイルを選択し開くをクリック
⑥リモートデスクトップ接続時に使用するパスワードが表示されるのでメモしておき、キャンセルをクリック
⑦エクスプローラ上で先ほどダウンロードしたリモートデスクトップファイルをダブルクリック
⑪作成したWindowsサーバのデスクトップが表示されます。
【メモ】
リモートデスクトップ先にYes,Noの選択が表示されます。放置してもいいですが気になる場合はNoを選択しておけばOKです。
Do you want to allow your PC to be discoverable by other PCs and devices on this network?
(このネットワーク上の他のPCやデバイスが自分のPCを検出できるようにしますか?)
We recommend allowing this on your home and work networks,but not public ones.
(自宅や職場のネットワークではこれを許可することをお勧めしますが、公共のネットワークでは許可しないでください。)
言語を日本語に変更する
システムロケールを変更
③Time zoneをUTC+09:00) Osaka, Sapporo, Tokyoを選択
【メモ】
システムロケールを変更すると右下の時刻が日本時間に変更されます。
Windowsの表示言語を日本語に変更
①LanguageメニューのAdd a language横の+をクリック
④ダウンロードが開始されます。(ダウンロード完了まで15分ほどかかります。)
⑤Windows display languageが日本語になっていること、下部の日本語がリストの上に来ていることを確認
⑥再起動後にWindows表示言語は反映されるため、Windowsメニューから電源マークをクリックし、Restartをクリック
⑧再起動が開始され、リモートデスクトップが自動的に終了します。
「Unicode対応ではないプログラムの言語」の設定を日本語に設定
①リモートデスクトップで再度Windowsサーバに接続
②画面左下の検索ボタンをクリックし、コントロールと入力。コントロール パネルが表示されるのでクリック
⑤現在のシステムロケールを日本語(日本)に変更しOKをクリック
【メモ】
「Unicode対応ではないプログラムの言語」の設定を日本語に設定しないと、コマンドプロンプトやパワーシェルで日本語が文字化けします。
⑦再起動が完了したら再度リモートデスクトップでWindowsサーバに接続して通常通り使用可能です。
最後に
AWSを使う上で基本となるEC2の最初の一歩といった記事です。
特に使ってないようなら今回作成したいインスタンスは停止しておくことをお勧めします。
次回の記事では作成したサーバをADサーバとして設定するシナリオを進めていきます。