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メルカリハッカソンで準優勝しました!

こんにちは、現在no plan inc.でインターンをしている京谷です!
NFTに興味を持ったことをきっかけに、ブロックチェーンやスマートコントラクトの書き方を学び始めました。現在は、バックエンド開発の実務にも携わっています!

先日、メルカリのハッカソンで準優勝を獲得しました。このイベントでは、メルカリとメルコインをさらに進化させるための新機能を競い合う場となり、非常に刺激的な体験でした。この経験を振り返りながら、どのようなプロジェクトを作成したのか、そして得た学びについて共有したいと思います。

ハッカソン概要

今回のハッカソンは、メルコインとメルカリハロの2つのサービスが協力して開催されました。それぞれから4チームずつ、合計8チームが出場しました。この中から上位3チーム選出するという形式でした。各チームの構成は以下の通りです:

  • PM(プロダクトマネージャー)1名
  • マーケター 1名
  • デザイナー 1名
  • エンジニア 2名

この構成は、私がこれまで経験してきたブロックチェーン関連のハッカソンとは大きく異なり、多様な専門性が活かされる場になっていました。

チームの目標とプロジェクト概要

私たちのチームはメルコインチームとして、「メルカリ内のエンゲージメントで成長するキャラクター育成ゲームの提供」をテーマに取り組みました。

背景 / Background

メルカリのユーザーは多いものの、プラットフォームへの愛着不足やロイヤルティプログラムが無いという課題がありました。

何をやるか / What we do

「メルモン」という、ユーザーのエンゲージメントに応じて成長するキャラクター育成機能を提供し、エンゲージメントを拡大させることを目指しました。

なぜうまくいくか / Why it works

  • メルカリの広大なユーザープールを活用
  • 魅力的なインセンティブ設計により、ユーザーの継続利用を促進

技術的な工夫

  1. ダイナミックNFTの活用

    • ユーザーの行動(購入、出品、評価など)に応じて、メルモンが成長する仕組みを構築しました。
    • スマートコントラクトで進化情報をオンチェーンに記録。
  2. オンチェーンとオフチェーンの連携

    • オンチェーンでは、メルモンの餌の量や比率、進化情報を記録。
    • オフチェーンでは、ユーザーのウォレットアドレスやクーポン発行情報を管理する設計を検討しました。
  3. 高速化の仕組み

    • スマートコントラクトの情報をデータベースやキャッシュで管理し、スマートコントラクトを叩く処理以外は高速に表示できる仕組みを設計予定でした。

スクリーンショット 2024-12-11 11.17.16.png

ハッカソンでのプロセス

初日:アイデア出しと役割分担

初日はチームメンバーそれぞれが腹を割って話していなかったものの、アイデアをブレインストーミングし、大枠となる方向性を決定しました。どんなプロダクトを作るべきか議論する中でPMのリードが光り、全員が方向性を共有しました。

二日目:設計と実装の議論

二日目には、マーケター、PM、デザイナー、エンジニア全員で本当にこのプロダクトがうまくいくのかを深く議論しました。さらに、メルカリのエンジニアの方からのアドバイスを受け、単にフロントエンドとブロックチェーンをつなげるだけでなく、バックエンドの処理設計も考える必要があることに気づきました。時間が限られていたため、どの部分をオンチェーンに残し、どこをオフチェーンで管理するかを明確にしました。

最終日:実装とプレゼン準備

最終日はフロントエンドの完成度がまだ低かったため、急ピッチで作業を進めました。また、技術解説用のスライドを作成し、制限時間の5分以内で収まるようにプレゼンの練習も繰り返しました。チーム全員が全力を尽くし、無事に発表を成功させることができました。プレゼン後は豪華な食事も用意されていてテンションめちゃくちゃ上がりました!
IMG_1206.jpg

得た学び

  • 異なる専門性を持つメンバーとの協業

    • 今回のハッカソンでは、エンジニアだけでなくPM、マーケター、デザイナーと協力することで、多様な視点を活かしたプロジェクト作りができました。
  • ユーザー目線の重要性

    • ブロックチェーンの技術中心のプロジェクトとは異なり、ユーザーにとって本当に便利な機能を考えることが重視されました。
  • 時間管理と優先順位付け

    • 限られた時間の中で、どの機能に注力するべきかを判断するスキルが求められました。

最後に

今回のハッカソンは、多くの刺激と学びを得られる貴重な体験でした。準優勝という結果には満足しつつも、次回はさらに高みを目指したいと思います!

もし同じようなハッカソンに興味がある方がいれば、ぜひ参加してみてください。そして、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


これからも面白い技術やプロジェクトに挑戦していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

(コメントやフィードバックも大歓迎です!)

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