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Gitの「フェッチ」について

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Gitの「フェッチ」について詳しく解説

Gitを使っていると、「フェッチ (fetch)」という操作に出会うことがあります。しかし、フェッチとは具体的に何をするものなのか、どのように使うべきかを理解していない方も多いのではないでしょうか。本記事では、フェッチの意味とその使い方について詳しく解説します。

フェッチとは?

フェッチ (fetch) とは、Gitでリモートリポジトリの情報をローカルリポジトリに取得する操作のことです。フェッチを行うと、リモートリポジトリのブランチやコミットがローカルリポジトリに更新されますが、ローカルの作業ブランチには変更が反映されません。つまり、フェッチはリモートの最新情報をローカルに取得するだけで、ローカルの作業内容を変更することはありません。

フェッチの主な用途

  1. リモートの変更を確認:
    フェッチを行うことで、リモートリポジトリの最新のコミットやブランチ情報を確認できます。

  2. リモートブランチの追跡:
    フェッチはリモートブランチをローカルに反映するため、他の開発者がリモートリポジトリにプッシュした変更を知ることができます。

フェッチとプルの違い

  • フェッチ (fetch):
    リモートリポジトリの変更をローカルに取得するだけで、ローカルの作業ブランチには影響を与えません。

    git fetch origin
    
  • プル (pull):
    フェッチを行った後、自動的にマージもしくはリベースを行い、ローカルの作業ブランチにリモートの変更を反映させます。つまり、フェッチとマージの操作を組み合わせたものです。

    git pull origin main
    

フェッチの手順

  1. フェッチの実行

    git fetch origin
    

    ここでoriginはリモートリポジトリのデフォルトの名前です。

  2. 取得したリモートの情報を確認

    git branch -r
    

    これにより、リモートのブランチ情報を確認できます。

フェッチ後の操作

フェッチした後にリモートの変更をローカルに反映させるためには、マージやリベースを行います。

  • マージを行う:

    git merge origin/main
    
  • リベースを行う:

    git rebase origin/main
    

まとめ

フェッチはリモートリポジトリの最新情報を取得するための重要な操作です。これにより、リモートの変更を確認し、必要に応じてローカルのブランチに反映させることができます。フェッチとプルの違いを理解し、適切に使い分けることで、より効率的にリポジトリを管理しましょう。

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