0.道のり
デプロイまでの道のりは遠い。Herokuだったら一瞬で終わるけど、勉強がてらやってみる。
1.Nginxの導入
WebサーバーであるNginxを導入する。CentOSの標準ではApacheだが、静的コンテンツのやりとりや並列処理に向いているためである。私が開発するアプリは基本的にテキストのやりとりしかしない。Nginxのほうが良い。
こちらを参考にした。
導入についてはよい記事があった。
まずはyumのレポジトリの一部を変更する。rootユーザーでログインする。
# vim /etc/yum.repos.d/nginx.repo
[nginx]
name=nginx repo
baseurl=http://nginx.org/packages/centos/7/$basearch/
gpgcheck=0
enabled=1
あとはyum installを行う。
# yum -y install nginx --enablerepo=nginx
nginx -v
でバージョンが表示されれば問題なし。あとはWEBサーバーを起動させてから自動起動の設定もさせる。
# sudo systemctl start nginx
# systemctl enable nginx.service
さくらvpsサーバーのIPアドレスをブラウザに打ち込む。welcome to nginxが表示されれば成功だ。
うまくいかないとき
うまく表示されない場合はさくらvpsのパケットフィルタ設定とfirewall設定を見直してみると良い。パケットフィルタを有効にしている場合、Web(ポート80/443)を許可しないといけない。
firewallはこちらが詳しい。
おっと
記事を書いている時にrepoファイルが公式のものと異なることに気づいた。
http://nginx.org/en/linux_packages.html
しかし導入してしまったので、このままにする。
2. GitHubの導入
ファイルを自分のPCからぽちぽちアップロードするのはいやなのでgithubを使う。自分のgithubリポジトリからさくらvpsへクローンするのだ。やっていく。
まずは鍵をサーバー上で作成する。
# ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "aaa@aaa.com"
aaa@aaa.com
のところにgithubで登録したメールアドレスを入れる。
生成された公開鍵を表示させる。
# cat ~/.ssh/id_rsa.pub
公開鍵をコピーして、githubの設定画面のところに貼り付けてやる。
詳細は下記のサイトを参考にした。
.sshフォルダにconfigファイルを作成し、githubのあれこれを設定していく。
# touch .ssh/config
# vi .ssh/config
Host *
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
IgnoreUnknown UseKeychain
この文面は公式ページと参考にしたサイトとは異なるが、わたしはこうしたらうまくいった。
あとはgitをcloneしてみる。
# git clone git@github.com:(ユーザー名)/リポジトリ.git
3. つづく
すこしずつ進んできた。次はHomebrewを入れる。これがすこし手こずったので、詳細を今後書いていく。