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Herokuデプロイ方法#2

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Herokuデプロイ方法#1の続き、
前回は、Herokuにログインからdbの設定までを行いました。
今回は、環境変数を設定からアプリケーション公開まで行います。

Heroku上にmaster.keyを設置

Heroku上には、環境変数としてmaster.keyの値を設置します。
Herokuへ環境変数を設定するためには、 heroku configというコマンドを使用します。

heroku configコマンド

Heroku上で環境変数の参照・追加・削除等をする場合に用います。
環境変数の追加であればheroku config:set 環境変数名="値"と実行します。
そうすることによって、Heroku上で環境変数を追加できます。

Heroku上で環境変数を設定

Heroku上に環境変数を設定します。
下記のコマンドを入力してください。

ターミナル
heroku config:set RAILS_MASTER_KEY=`cat config/master.key`

Heroku上で環境変数を確認

設定が正しくできているか、Herokuの環境変数一覧を表示してみましょう。
下記のコマンドを入力してください。

ターミナル
heroku config:set RAILS_MASTER_KEY=`cat config/master.key`

RAILS_MASTER_KEYという変数名で値が設定されていれば成功です。

コミットをHerokuへプッシュした後に、環境変数を設定すると反映されません。
コミットをHerokuへプッシュする前に設定しましょう。
万が一環境変数の設定が漏れた状態でHerokuへプッシュしてしまった場合の対処法は今後紹介する予定です。

動作環境を変更

デプロイをする前に、Herokuで利用する環境を指定しましょう。
Herokuには、Stack(スタック)という環境が用意されています。

Stackとは

Herokuにおけるアプリケーションの動作環境のことです。
Stackはデプロイされたアプリケーションを読み取り正常に稼働させるために用意されています。
デフォルトのStackは「Heroku-20」です。一方で、別のStackを選択することもできます。

Herokuで利用するStackを指定

ターミナル
heroku stack:set heroku-18 -a [アプリケーション名]

Setting stack to heroku-18... doneが表示されたら完了です。

Herokuへアプリケーションを追加(Git経由でHerokuへデプロイ)

Herokuにデプロイする際には、Gitの仕組みを使用するのでした。
Gitで管理しているリポジトリをHerokuへ反映することで、Heroku上で該当するアプリケーションの操作が可能になります。
Gitで管理しているリポジトリをHerokuに反映するためにはgit push heroku masterというコマンドを用います。

git push heroku masterを実行

下記のコマンドを入力し、HerokuへTaskAppの情報を追加します。

ターミナル
git push heroku master

Verifying deploy... done.が表示されれば完了です。

Heroku上でマイグレーションファイルを実行

Herokuにアプリケーションの情報を反映することができました。しかし、データベースにはマイグレーションの情報が反映されていません。rails db:migrateを実行したいところですが、そのままコマンドを入力しても実行できません。Heroku上で実行したいコマンドの頭には、heroku runをつけましょう。

heroku runコマンドとは

Heroku上で実行したいコマンドに用います。
rails db:migrateであればheroku run rails db:migrateと実行します。
そうすることによって、Heroku上でコマンドが実行できます。

Heroku上でマイグレーションを実行

heroku runを頭につけて、マイグレーションを実行してください。

ターミナル
heroku run rails db:migrate

公開を確認する

これまでの作業で、Herokuに反映したアプリケーションは正しく動いているはずです。
コマンドでアプリケーションの情報を確認します。
そのためには、heroku apps:infoのコマンドを実行します。

heroku apps:infoコマンドとは

Herokuにデプロイされたアプリケーションの情報を見ることができます。

ターミナル
heroku apps:info

公開されたアプリケーションの詳細を見ることができます。

公開したアプリケーションを確認する

Web URL: https://[heroku上のアプリケーション名].herokuapp.com/
の部分のURLへアクセスすれば、公開されたページを見ることができます。

Herokuデプロイ方法については、以上です。

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