はじめに
Power Automateで 「ファイルの作成(SharePoint)」アクティビティを使ったところ、
同名ファイルがあると上書きに失敗しました。
SharePointのほかのアクティビティ(ファイルのコピーなど)は
同名のファイルが存在するときのオプションが用意されているのに、
「ファイルの作成」では用意されていないようでした。
解決策
「ファイルの作成」の3点ボタンの「設定」で チャンクの許可
をオフにしておきます。
こちらのサイトにこの解決策が紹介されていました。
How to overwrite files using the create file action in Power Automate – SharePoint Stuff
チャンクとは
チャンクの許可
をオフにすればOKと分かりましたが、オフにすることによる影響がないか調べてみます
コネクタは、30 MB のメッセージを大きいサイズのメッセージとみなす場合がありますが、Logic Apps では、これは大きいサイズのメッセージではありません。 このコネクタの制限を守るために、Logic Apps は、30 MB を超えるメッセージ を小さいチャンクに分割します。
チャンクを使用してワークフロー内の大きいサイズのメッセージを処理する - Azure Logic Apps | Microsoft Docs
Logic Appsのドキュメントになりますが、大きいメッセージの要求を分割した小さな要求にすることをチャンクと呼ぶそうです。
また、「大きいメッセージ」とは具体的に30MG程度のことを指すようです。
今回は30MBを超えるファイルをアップロードするわけではなかったので、このまま チャンクの許可
をオフでPower Automateの処理を行いたいと思います。