はじめに
TwitterAPIが使えるようになると、プログラミングの基本的な知識を生かして、色々な楽しいことができるようになります。
今はとても簡単に済むので、是非チャレンジしてみてください!
##この記事を書いた理由
かつてTwitter開発者登録にすごく苦労したからです。
数年前、駆け出しの頃にチャレンジして一度諦めました。
が、今年に再度チャレンジしたら、超簡単&速攻で完了!(・・・あの時の苦労は一体)
コーディングに集中したいのに、登録作業や環境設定で詰まって時間を取られることはストレスです。サクサク進められるようによければ本記事を役立ててください。
##Twitter開発者登録が難しい(とされる)理由と誤解
うっ、と引いてしまうのは下記のようなネット上の風説かと思うんですね。
(1)複数の項目全てを英語で記入しなければならない
(2)各項目で数百WORD以上記入しなければならない
(3)審査に数日~数週間かかる
結論から言うと、そんなことなかったです。
僕は日本語で記入して、申請してからわずか数時間で審査完了の連絡が来ました。
もちろん日本語なので字数突破も余裕。(200WORD in Englishと日本語で200字って難易度が全然違いますよね)
所要時間は**「日本語で申請項目の記入に30分⇨待つ⇨審査完了のメールが届くまで4時間」**でした。
##登録してみよう!
Twitterアカウントを用意
Twiiter開発者登録は自分のアカウントに紐づいて行われます。
もともとのアカウントを使っても良いですし、あるいは新しく作成してもOKです。
僕は別途アカウントを用意しました。
ただ、**TwitterAPIを利用した自分のアカウントの操作(ツイートの投稿、削除等)**は登録に使ったアカウントでしか行えませんので注意してください。その他の自分のアカウントに紐づかない作業、例えば「ある言葉を含むツイートをスクレピングして取得する」等は出来ます。
また注意点として、電話番号が追加されているアカウントであることが条件です。
Twitter Developers ページへログイン
Twitter Developers ページを開き、任意のアカウントでログインしてください。
ログインすると以下のような画面になります。
英語ですが、慌てなくて大丈夫です。
Apps⇨Create an app
画面右上のApp
をクリックし、Create an app
を選択しましょう。
すると、下記のようなメッセージが表示されます。
一応ざっくり訳すとこんな感じ。
「TwitterAPIを使ってアプリ(注:)作ろうとしてるみたいだけど、そのためにはTwitter development accountに申請してね」
「developer platformでは最優先の責任はTwitterを健全なコミュニケーションの場にすることだよ
developer platformの乱用を防ぐために私たちはdevelopersに対して必要なことがあるよ」
注: 「いやapp(アプリ)作りたいわけじゃないんだけど?」と戸惑うかも知れませんが、ここでのapp
とはプロジェクト
のような意味です。アプリを作らなきゃいけない訳ではありません。
Applyを押して承認します。
developer accountと紐付けるアカウントの確認&(追加してない人のみ)電話番号を登録
Select a user account for associate
というメッセージと、その中にこのサイトにログインするときに使った自分のアカウントが表示されます。Continue
が表示されている人はクリックして次に進みましょう。
Continue
ではなく、Add a valid phone number
と表示される人もいるかと思いますが、慌てなくで大丈夫です。Twiiter開発者登録をするには、前述の通り電話番号が追加されているアカウントが必要なんですね。追加してない場合は、Add a valid phone number
をクリックして、指示の通り電話番号を追加しましょう。
電話番号の追加後、Add a valid phone number
に代わりContinue
と表示されるようになります。
Add your account details(アカウント詳細)
- 「法人利用」or「個人利用」を選択
アカウント詳細について聞かれています。
「法人利用」か「個人利用」か聞かれているんですね。
個人利用なので、I am requesting for my own personal use
を選択します。
- アカウント名、地域、ジャンル
ここはさくっと埋めちゃいましょう。
Tell us about yourself
About name
Primary country of operation
name
は任意の名前、Primary country of operation
はJapanでOKです。
Tell us about your project
複数チェック式ですね。広告やらチャットボットやら盛り沢山です。
適当にチェックしても良いのですが、Student project/learn to code
だと通りやすい気がします。これに関しては定かではないのですが、以前落ちたときは意識高く沢山チェックしていました。
How will use the Twitter API or Twitter Data?(TwitterデータやAPIを使って何がしたいのか)
いよいよ重そうなのが来ました。
英語の記述試験のような入力フォームが並んでいて、見ただけで「うっ」と引いてしまうかもしれませんが、見た目より遥かに易しいので安心してください。
こいつらをやっつければ完了です!
※特にこの箇所は頻繁にデザイン変わっているみたいですが、聞かれている項目はほぼ変わらないので大丈夫です。むしろ最低字数が300字⇨100字に減ったり、易化していると思います。
「TwitterデータやAPIを使って何がしたいんですか?」
「英語で、Twiiter社が評価と承認しやすいようになるべく簡潔かつ詳細に書いてね」
って感じです。
In English(=英語で)
って書いてありますが、日本語で問題ないです。おそらく申請作業しているのはTwiiter日本社の日本人社員なんじゃないかなあと。
In English
という表記も消えたり復活したりしてます。
具体的かつ簡潔に書きましょう。
例えば僕は「XX大学のYYという講義内の、ZZというテーマのレポート執筆のためにTwitterAPIを使用します。具体的には、ある政治的キーワードを含むツイートをスクレイピング、そのデータをネガポジ分析に欠けて・・・」のように書きました(おかげでレポートは高評価でした。ありがとうTwiiter!)。
あとは「Pythonの勉強のためにTwitterAPIを利用します」とかはこの記事を読む方なら使えそうですね。
The specifics(特徴)
- Twitterデータの扱い
ざっくり翻訳。
「申請許可が遅くなったり、拒否されないように以下の項目それぞれを可能な限り正確かつ詳細に書いてね」
- ツイート、RT、いいね、DM
*「あなたのappはツイート、RT、いいね、DM等の機能を使いますか」* *「使用予定の特徴を説明してね」*ここは殆どの場合Noかなと。
例えばスクレイピングするだけなら記入不要ですね。
- Twitter外での表示や集計
「Twitter外でツイートを表示したり、集計したりしますか?」 「(その場合は)どのように、どこで行うかを説明してね」ブログに書いたりすることも当てはまるので、基本的に記入必須ですね。
例えば「大学の講義内のプレゼンで使います」「QiitaやNoteに集計結果を掲載します」等
- 政府機関の利用
*「あなたのやることは政府機関が利用できますか?」 「政府機関の利用ケースを全てリストアップしてね」*ここも基本Noで良さそうです。
Submit application
ここまで必要な全項目を記載したら、規約を確認してSubmit application
をクリックして完了です!
お疲れ様でした!
あとは審査結果を待つだけです。
僕は数時間で連絡来たので、余程複雑な申請を出しているのでもない限りすぐに審査通ると思います。
※まずないかとは思いますが、もし審査に落ちてしまった場合はメールの内容をきちんと精読しましょう。具体的にどこが理由で却下されたのか明記されています。
参考
人工知能特化型プログラミング学習サービスAidemy Premium Plan【Aidemy】
自走できるAI人材になるための6ヶ月長期コース【キカガク】
現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル【Udemy】
Pythonによるビジネスに役立つWebスクレイピング(BeautifulSoup、Selenium、Requests)
【Udemy】
【世界で18万人が受講】実践 Python データサイエンス【Udemy】
【画像判定AIアプリ開発・パート1】TensorFlow・Python・Flaskで作る画像判定AIアプリ開発入門【Udemy】
【キカガク流】プログラミング力向上のためのPythonで学ぶアルゴリズム論(前編)
【Udemy】
Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
Python2年生 スクレイピングのしくみ 体験してわかる!会話でまなべる!
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