goにおけるenumの一般的な定義
世の中で真っ当とされているgoにおけるenumの定義は、
type Zodiac int
const (
Rat Zodiac = iota // 子
Ox // 丑
Tiger // 寅
:
)
ですね
とはいえ数値でJSON化されたり、ログ出されたり、DBに書き込まれたりされても、
理解が一歩遅れるので、文字列化は欲しくなるわけです。
enumを文字列化するために、String()
設けたりします。
func (z Zodiac) String() string {
switch z {
case Rat:
return "Rat"
case Ox:
return "Ox"
case Tiger:
return "Tiger"
:
}
return ""
}
何を書かされているんだ…
という悩みを解決するために Stringer とか Apache Thrift とかがよく使われます
ハナから文字列で良くない?
そもそも、別に数値である必要はないのでは。
type Zodiac string
const (
Rat = Zodiac("Rat")
Ox = Zodiac("Ox")
Tiger = Zodiac("Tiger")
Rabbit = Zodiac("Rabbit")
Dragon = Zodiac("Dragon")
Snake = Zodiac("Snake")
Horse = Zodiac("Horse")
Sheep = Zodiac("Sheep")
Monkey = Zodiac("Monkey")
Cock = Zodiac("Cock")
Dog = Zodiac("Dog")
Boar = Zodiac("Boar")
)
seealso: https://play.golang.org/p/kqHy0zm0vwn
String()
も MarshalText()
も MarshalYAML()
もいらない。
ライトに定義するならこれで大体良いのでは。
仕事でも3年ほど同じものを開発し続けていますが、そこでenumを定義するときもおおよそこれで困ってません。
必要なら諸々書けばいいし、必要ないなら書かなければいい。
最初に書くのがダルいって声は聞こえそうですけど、このレベルならSnippetでどうにでもなります。
Goは割と手軽にGenerateしたら良いよという文化ですが、あんまりGenerate偏重ってのもどうなのかなと思っての提案でした。
スペシャルサンクス
@po3rin さんの vim plugin のおかげで、この記事はとても快適に書けました。
https://qiita.com/po3rin/items/9b17a206fd8661235aa1