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server side言語比較まとめメモ

Last updated at Posted at 2024-12-09

server side言語比較

server sideで使用されやすい言語の比較メモです。
Java/Goです。

kotolinも追加予定。

項目 Java(Spring Boot) Go
開発スピード 豊富なフレームワーク(Spring Boot)により効率的だが、設定が複雑な場合がある。 言語がシンプルで設定も少ないため迅速に構築できる。
言語特性 オブジェクト指向(クラスや継承)を活用し、大規模なアプリケーションに適している。 シンプルで構造化されており、小規模なチームでも管理しやすい。
ランタイムの軽量性 JVMが必要で、比較的メモリ使用量が多い。 ネイティブコンパイルのため、軽量で高速。
フレームワークの支援 Spring Bootがマイクロサービス構築のための多くの機能を提供(例:Spring Cloud)。 標準ライブラリが強力で、外部ライブラリを選択して利用する自由度が高い。
並行処理の実装 スレッドを用い、管理は比較的複雑(スレッドプール、同期などが必要)。 ゴルーチンとチャネルにより簡潔かつ効率的に並行処理を実現。
エコシステム 豊富なエコシステム(成熟したライブラリやフレームワークが多数存在)。 新しい言語であるため、ライブラリの成熟度は用途による差がある。
学習コスト Spring BootやJavaのエコシステムを理解するのに時間がかかることがある。 Goのシンプルな構文により、学習コストが低い。
パフォーマンス JVMの最適化により高いパフォーマンスを発揮するが、メモリ消費が多め。 ネイティブコードとしてコンパイルされ、軽量かつ高速。
サービス間通信 RESTful APIに加え、Spring BootではgRPCのサポートも容易。 gRPCを標準的にサポートしており、効率的な通信が可能。

1.RestAPIの構築

Java:

@RestController 
@RequestMapping("/api") 
public class HelloController { 
    @GetMapping("/hello") 
    public String sayHello() { return "Hello, World!"; } 
}

Go:

package main 
import ( 
    "fmt" 
    "net/http"
) 

func sayHello(w http.ResponseWriter, r *http.Request) { 
    fmt.Fprintln(w, "Hello, World!") 
} 

func main() { 
    http.HandleFunc("/hello", sayHello) http.ListenAndServe(":8080", nil) 
} 
  • SpringBootはアノテーションを使用して、構造化されたコードを記述可能
  • Goはシンプルで軽量な標準ライブラリを使用

2.並行処理

    @Async 
    public void performTask() { 
        // 長時間かかる処理 
    } 
    go func() { 
        // 長時間かかる処理 
    }()

JavaではSpringの非同期サポート(@Async)を利用。
Goでは軽量なゴルーチンを直接使用。

選択基準

Java(Spring Boot)が適している場合

  1. エンタープライズアプリケーション

複雑なビジネスロジックや大規模なプロジェクト。
チームメンバーがJavaに精通している。

2.豊富なツールやフレームワークが必要

  • Spring Cloud、Spring Dataなどのエコシステムを活用

3.高い開発効率を重視

  • 自動設定、データベース統合、セキュリティ機能が豊富

Goが適している場合

  1. 軽量かつ高パフォーマンス
  • マイクロサービスの数が多い場合やリソースが限られている環境
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