この記事でできること
KMLファイル(Google Earthなどでよく使われる形式)を、緯度経度付きのCSVに変換します。
QGISを使えば、GUIで変換できるのでGIS初心者でも安心です。
今回は鎌倉市が公開しているオープンデータをCSV形式に変換してみますね!
事前準備
- QGIS最新版をインストール
- 鎌倉なびまっぷからKMLファイルをダウンロード
変換手順
① QGISを起動しプロジェクトを作成
QGISのダウンロードはこちらから
💡 補足Tips:
背景に地図を表示したい場合は、以下の操作でOpenStreetMapを追加できます!
- 左側の「ブラウザ」パネルから「XYZ Tiles(XYZタイル)」を展開
- 「OpenStreetMap」を右クリック → 「レイヤを追加」
これで、地図の背景が表示されてわかりやすくなります!
KMLファイルをドラッグ&ドロップ
KMLファイルをドラッグ&ドロップし、レイヤを追加をクリックします。
自動でレイヤーが読み込まれます
レイヤーを右クリック → 「エクスポート」 → 「新規ファイルに地物を保存」
エクスポートしたいレイヤを右クリック>エクスポート>新規ファイルに地物を保存
設定値を変更します。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
形式 | カンマで区切られたCSV |
CRS | デフォルトのまま(EPSG:4326)でOK |
ジオメトリ型 | ポイント |
GEOMETORY | AS_XY |
※ ジオメトリの設定を「AS_XY」にすると、X(経度)、Y(緯度)としてCSVに出力されます!
OK押すとCSV生成!
この通り、緯度経度付きのCSVが生成されます!
✅ まとめ
QGISを使えば、KML → CSV変換は3分で完了!
自治体などが公開しているKMLデータも、Excelでガンガン活用できます!
📎 参考リンク
- QGIS公式サイト
-
鎌倉なびマップ(オープンデータ)
※ 本記事で使用したKMLデータは、鎌倉市がCC BY 4.0で公開しているものです。