動機
機械系のスターリングエンジン実習.情報系のCPU実習という二大巨頭(大嘘)
↑こんな記事を読んでいたらとても楽しそうだったので実際にやってみました.
しかし情報が少なく(特にquesta)Lチカさせるだけでも躓くポイントが多かったので最初の環境構築部分をまとめてみました.
少ないとはいえ大半はマクニカさんが丁寧な日本語資料を作っているのでそれを参考にすれば大丈夫です.
FPGAの購入
秋月電子,digikeyでの購入などが一番簡単です.
今回はTerasicのサイトから購入しました.有名な話ですが個人輸入物の場合16666円以上だと関税を支払わなければいけない場合もあるので注意しましょう.(関税がかかる場合は配達時に配達員に払うことになります)
アカデミックライセンスとして購入したい場合はアカウントのプロファイルセッティングに大学名や学生証の登録が必要です.
今回は一番安くて遅い宅配で注文しましたが爆速で到着.
12/27の午前中に注文 → 学生認証できないからちゃんと登録してねというメールをもらい修正 → 12/27中に発送 → 12/31の午前中に配達(関税0円だったので受け取りのみ)
開発環境のインストール
開発環境はquartus prime lite edition,シミュレーターはqustaを用います.questaはquartusに付随してインストールできます.
以下サイトからquartus, questaをダウンロード,インストールします.最後にドライバーをインストールするかどうか聞かれるので忘れずにインストールしましょう.
questaセットアップ
次にquesta用のライセンスを取得します.インテルアカウントにサインアップ&サインインしてください.今回自分はFIXEDライセンス(個人利用なら大半がFIXEDになると思う)でしたのでNIC ID(MACアドレス)やらを記入して環境変数パスやらの設定をします.
この辺のことも以下ページにすべて書いてあります.
実機との接続
箱を開けるとFPGAボードとUSB type B ⇔ USB type Aケーブルが入っているハズです.
なにも考えずに接続するとCFMに書き込まれたサンプル回路が動作します.
questaと実機をつないで自分の回路を焼くにはドライバーの設定が必要です.
このこともマクニカさんが丁寧にまとめてくださっています.
デバイスマネージャーからドライバの更新 → 手動検索 → ドライバーパスを入力
自分はcドライブ直下にquartusをインストールしたので C:\intelFPGA_lite\23.1std\quartus\drivers
でサブディレクトリも検索するにチェックを入れたら上手くいきました.
Lチカ
これもマクニカさんが良い記事をだしています(感謝)
ただここで使っているボードはDE10liteではないので細かい部分が異なりますが大体一緒なのであとはなんとかなるでしょう.