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BrightAuthor:Connected で同期再生、同期再起動など

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概要

BrightSignを複数台利用した展示の設定をBrightAuthor:Connected で設営してぶち当たった壁を記録するためのメモ

  • macOS 10.15.5
  • BA Connected 1.5.5
  • Netgear HUB
  • ルーター (ほぼ必須)

BrightSignとは

BrightSign社は、2002年創業、米国カリフォルニア州に本社をおいてるサイネージとかのためのメディアプレイヤーを提供している会社である。リアルタイム処理などが必要のない美術館の展示だったり、ショッピングセンターでのディスプレイとかに多く多用されている。

BrightAuthor と BrightAuthor:Connected

BrightSignを制御するためには、.bsfwのファームウェアファイルと.brsファイルなどが必要となる。
もちろん、自分でスクリプト書く方法とかあるのですが、ソフト利用すると、スケジューリングとかログ設定などが簡単なので、公式を利用する。

一番簡単な方法としては、BrightSignが公式で出しているBrightAuthorというソフトを利用することだ。
その中でも二つに分かれているので、説明する。

BrightAuthor

前提としてWINDOWSのみです。
これまでのチュートリアル動画のすべてはBrightAuthor前提になっていて、今回は著者はmacで設営したためにこちらは飛ばす。

BrightAuthor:Connected

BrightAuthor:Connected はニュープレイヤーとして登場していて、macOSでも使えるのが嬉しい。機能としてはBrightAuthorとほぼ同じで、プレイヤーをインターネット経由して動画内容をアップデートすることなどが可能となる。

Device Setup 編 (ハードウェアのファームウェアなど)

output2.gif

静的IPを振りたい

管理とかデバッグするために、静的IPを振りたいと思うのは自然である。今回の展示ではn個のプロジェクターと同期していたために、 192.168.0.101~192.168.0.230とかへと振りたい。

Screen Shot 2020-08-30 at 1.38.09 PM.jpg

しかし、これだけだと失敗する。BrightSignは初期設定から169.xxx.xxx.xxみたいなIPがふられ、典型的なDHCPで割り当てられる前の設定になる。

なぜかわからないが、BrightSignの場合では
1. ファームウェアアップデート行う
2. 初期設定で169.xxx.xxx.xxみたいなIPが設定される。
3. Local Network RegisteringみたいなアップデートでDHCPを獲得しようとする、失敗の場合は初期設定のままとなる
4. 成功した場合には、設定した静的IPになる。

この動作が起きるために、著者はnetwork hub利用して同期する場合にはルーターを挟むことを強く推薦する


Presentation 編 (動画内容)

Presentation > Content

この説明しているチュートリアル動画を沿って動画の登録などを行う。
BrightAuthorでもBrightAuthor:Connectedでも同じような設定が可能となってる。

Presentation > Layout

UDP信号を受け入れるために、プレイヤー側で受け取るための設定をする必要がある。
まず、presentationのタブにいき、ナビゲーターの中で non visible zonesで一つ追加する

Screen Shot 2020-08-30 at 2.17.41 PM.jpg

追加したら、imagesからcontrolへとzoneを設定を変える。最終的には以下のようになる。

Screen Shot 2020-08-30 at 2.17.25 PM.jpg

そこからの設定は以下のgifを参考に
gif内ではrebootを送ったら、再起動するっていう設定になってる。

output.gif

ルーターによって、MULTICASTが対応しているものであれば、それ(255.255.255.255:5000)を使うのが一番だと思うが、デフォルトは5000番で設定されている。以下の部分で変えることができる。
Screen Shot 2020-08-30 at 2.17.06 PM.jpg

番外編

引っかかるポイント

静止画のResize

静止画をdrag and drop するときに、出す画面より大きい場合にはリサイズが必要ですみたいなwindowが表示されるが、基本的にはこれはトラップであり、処理落ちします。
なので、事前にresizeしたものを入れるのが重要。
Macの場合ではPreviewアプリで入っている機能で十分できます
Screen Shot 2020-08-30 at 2.06.55 PM.jpg

BSN.cloudサインインする必要はあるのか

ログイン前のadmin画面

Screen Shot 2020-08-30 at 2.08.09 PM.jpg

ログインしたあとのadmin画面。圧倒的に機能がありそうだけど、基本的にこんなにいらない。
Screen Shot 2020-08-30 at 2.08.41 PM.jpg

ログインすることによって得られるメリットしては設定ファイルの保存などがクラウド上でされることなどが可能となっているが、ローカルな展示のテストとか含め、基本的に毎回設定をdiskに保存した方が有利なので、ログインしないことをおすすめする。

レファレンス

https://docs.brightsign.biz/display/DOC/Editing+Network+Settings+on+a+Player

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