この記事は「ユニークビジョン株式会社 Advent Calendar 2018」の7日目記事です。
カレンダーのURLはこちら
https://qiita.com/advent-calendar/2018/uniquevision
はじめに
- 本記事は以下の書籍の紹介と実践です
- 上記書籍の内容はnoteにて全文も公開されています(2018/12/7時点)
本記事で扱うもの
- なぜビジネスモデルを学ぶのか
- 「ビジネスモデル2.0 図鑑」の紹介
- 実在のサービスのモデル化(実践)
本記事で扱わないもの
- 書籍で紹介されたビジネスモデルの妥当性
- 堅苦しくて小難しいビジネスモデルの理論
- 新しくて儲かるビジネスの作り方
なぜビジネスモデルを学ぶのか
- 経営者とエンジニアはしばしば対立をする
- 原因は視点が違うためと考えている
- 経営者:どのように収益を上げるか
- エンジニア:どのような技術で実現するか
- どちらの視点も良いものを作るためには必要なはず
- 互いの視点を理解すればより良いものを作れるのでは?
エンジニアが経営者を理解するために必要なこと
- 経営者が製品・サービスをどのように見ているのかを知る
- 製品・サービスを取り巻く環境を知る
- 顧客が何をしたいのかを知る
- お金がどのように動くのかを知る
- これらを知るために本記事で紹介する書籍はとても役に立つ
書籍の概要
- ビジネスモデルを表現する共通言語を提案
- 上記共通言語を用いて100の事例を図解
- 事例の創造性を「逆説の構造」という概念で説明
例を見てみる:俺のフレンチを例に
画像は[note](https://note.mu/tck/n/n95812964bcbb)より引用- 図が何を表現しているかは本記事では説明しない
- ただ、説明がなくても雰囲気は伝わるのではないだろうか?
別の例を見る:GitHubを例に
画像は[note](https://note.mu/tck/n/n95812964bcbb)より引用- 100の事例には我々にとって身近な例もある
- たとえ知らない業界のことも図を眺める程度なら苦ではない
実際のビジネスをモデル化してみる
- 世の中一般のビジネスをいきなりモデル化するのは難しい
- 書籍に従い自社のサービスをモデル化することから実践する
- Cacooには専用のテンプレートとステンシルが用意されている
実践:インスタントウィンのシステムを例に
- インスタントウィンとは
- その場で結果が分かる抽選のこと
- 古くは駄菓子のあたりなど
- 最近はSNS上でインスタントウィンを行うツールが多く提供されている
- 上記モデルはSNS上で行うインスタントウィンを抽象化してモデル化を行った
- 上記モデルを「逆説の構造」に当てはめると以下のような感じだろうか
- [起点]インスタントウィン
- [定説]商品を購買するなどして参加するため行える業種が限られている
- [逆説]SNSで参加するためどのような業種でも行える
モデル化してみて
- 正否はともかく、雰囲気出来た
- 成否についてはツッコミ大歓迎!
- どのようなシステムを作れば良いのか分かりやすい
- ここから掘り下げるためには何をすれば良いのかは疑問
まとめ
- 経営者とエンジニアが共有可能なビジネスモデルの表現方法について扱った
- エンジニアがビジネスモデルを知ることでより良い製品・サービスが出来るのではないだろうか
- 今後も技術だけではなく、経営についても学べたらと思う