はじめに
つい先日、AZ-900 Microsoft Azure Fundamentalsを受けました。
試験が始まってから1年弱経っていて、合格体験記を残されている方も結構いらっしゃいますが、自分も残しておきます。
試験概要
Azure関連の試験の中で一番初歩的な試験。AWSだと「クラウドプラクティショナー」のレベルらしい。
内容はクラウドの概念・Azureのコアサービス・Azureの料金体系に関するもの。
- 問題数:42問
- 時間:60分
- 合格点:700/1000点
- 料金:13750円
自分が今までに受けた人の合格体験記を見た限りでは、問題数は44問と書かれている方がほとんどだったので、当日「えっ?」と思いました。時間と合格点は同じでした。最近形式が少し変わったのでしょうか。料金も少し前より高いような・・・
自分の知識レベル
「クラウド」については、授業で軽くやったことあるな~という程度。
「Azure」については、触り始めて2か月くらい。portalとVScodeを使ってちょくちょくAzure Machine LeaningやAzure Functionsあたりをいじっていた程度です。
技術系の資格として他に持っているのは応用情報技術者。ネットワーク関連も用語は一応知ってるくらいで、経験値はない。
勉強したこと
先輩に「こんなのあるよ」と言われたのがAzureをいじり始めてすぐくらいで、そのころは「いつか受けるか」程度にしか思っていませんでした。
合格体験記を読んでていつでも受けられることを知り、問題集が発売されたと聞いて少し読んでみたらいけそうだったので、「じゃあ受けるか」と思って受けました。この試験のために勉強したのは2週間くらいでしょうか。
参考書
一番まともにやったのが、3月に発売されたばかりの『合格対策 Microsoft認定 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集』という本。
発売されてすぐ買って、試験を受けるまでに2周か3周読んで章末問題をやりました。
この本を読んでるだけで、試験に必要な知識は身につくと思います。説明が簡潔で読みやすいのでおすすめです。
Azureの基礎
Microsoft公式のAzureの基礎という公式ラーニングパスです。
多くの方が勉強に使われていますが、自分は最初の概念説明のセクションを1回読んだだけです。全部で(公式だと)10時間くらいで、文字量が多くて読んでも頭に入りづからったので、最初のセクションだけでやめてしまいました。
Azureにほとんど触れたことがない・クラウド自体もほぼ知らない、という人でもわかるように書かれている印象でした。
申し込み
このページの『Pearson VUEでスケジュール』から申し込みます。
学生は『Certiportでスケジュール』からやってくれと書かれていますが、そちらだと周りにテストセンターがどこにも出てこなかったのでできませんでした。
個人情報を入力して、試験場所で『ローカルテストセンター』を選択すると最寄のテストセンターを探せます。センターを選択したら、空き日程を選択してクレカを登録すれば予約完了です。
直近でもほぼ毎日どこかの時間が空いていました。
終わったらMicrosoftアカウントに登録したメールアドレスにメールが来ます。
当日
メールで試験開始15分前までに着くよう指示されます。
会場についたら身分証を2点(両方署名入り、片方は写真入り)提示し、顔写真を撮って荷物を預けて別室に入ります。
受験スタイルは就活のいわゆる"テストセンター"とほぼ同じです。
最初の方の問題以外は、チェック欄にチェックしておけば見直しできます。
問題集で解いていた問題と結構違う問題が出てきて、判断に迷うことも結構ありました(応用情報みたいに、過去問とほぼ一緒だから即答、ということはあまりなかった)。
25分くらいで終わりました。その場で結果が通知されてスコアレポートがもらえます。805点で合格でした。
そのあとメールが来て、添付のリンクから資格の証明書などがDLできます。
感想
基礎知識といっても、実際に使っていると自然に得られる知識がほとんどなので、普段使っている人なら苦労せずにとれるのではないかと思います。
ただ、いかんせん資格自体についての情報量がかなり少ないと思います。本屋に行っても、Azureの使い方を記した本などは売っていても、問題集・参考書はほぼありません。このあたりはAWS系の資格と比べると勉強しづらい点ではないかと思います。
機会があればぜひ上位資格も取ってみたいです。