#はじめに
私は大学卒業後、パチンコ業界に新卒で就職後、未経験でIT業界に転職をした。
未経験からSESに入って1年目の駆け出しエンジニアではあるものの、
主に現在パチンコ業界で働いていて、IT転職するか悩んでいる人向けに記事を書いていこうと思う。
#なぜ私がパチンコ業界に入り、ITに転職することにしたのか
新卒でパチンコ業界に入ったが、学生時代からパチンコを打っていたかというとそうではない。
パチンコ業界に就職して、パチンコを初めて打った口である。
(当時流行っていたソーシャルゲームのガチャにけっこう有り金を突っ込んでいたため、ガチャに近いパチンコにハマるのは時間の問題であった。)
そんな私がなぜ新卒でパチンコ業界に入ったかというと、
・学生時代のアルバイト経験をもとに接客が向いていると分かったから。
・当時は経営に興味があり、大きなお金を動かす経験が若くしてできるチャンスがあったから。
・お給料が良かったから。
実際に働いてみてどうだったかというと、
・学生時代のアルバイト経験をもとに接客が向いていると分かったから。
→実際接客するのは楽しい。クレーム対応が他の業界より多いものの、それ以上に常連のお客様と接する時間が私のモチベーションになっていた。
・当時は経営に興味があり、大きなお金を動かす経験が若くしてできるチャンスがあったから。
→そこの地位に上り詰めるには相当の努力が必要。もちろん、営業にあたっての知識が必要になるが、それ以外にも上司と部下に気に入られるとか、仕事を中心になって回すために残業しまくるとか、そういった要素の努力が求められる。
・お給料が良かったから。
→実際とても良かった。店長に上がれなかったら、一生平社員のままで給料が横ばいなので詰む。
店長の枠も多いわけではない。実力主義の世界。
あくまで個人的な意見だが、この業界に携わると仕事のために(単に好きだから)パチスロを打つ機会が増える可能性が高い。また多くの人が勝つための立ち回りが実行できないと思うので出費と時間の浪費具合が上がると思う。
他にメリット デメリットを挙げると、
・パチンコ業界で働いた経験は転職活動においては不利。接客経験や部下を動かす経験がアピールできるものの、転職市場ではあまり評価されない傾向が強いと感じた。
→30代で店長に上がれなかったら終わりなので、早めに将来の方向性は見極めた方が良い。
・業界自体は落ち目だが、そもそもの市場規模が大きいのと様々な利権が絡み合っていたり、マイナスイメージはあってもパチスロの需要は絶えないので業界自体は安泰だと考えている
→福利厚生を削ったり、給与がある程度下がることはあるかもしれないが、ある意味安定している業界だと考えている
・基本シフト勤務なので、生活リズムが安定しない。
→辞めた理由の一つ。慣れればいけると考えていたが、それが10年以上続くと考えたら無理だった。シフト制で回しているので、深夜の2時に家について寝て、次の日の朝早起きして働くことが定期的に起こる。新台入れ替えの時は、閉店後入れ替え作業を開店時間ギリギリまで行って、そのまま早番でその日の営業を迎えるということもあった(通し勤務)。店長職になると、設定を組むなど、店長にしか行えない作業が閉店後に発生するため、出世しても深夜勤務がほぼ毎日必須という事態になり得る。
・社員が休みを取りづらい
→社員に休みを回すために常にギリギリの人数でシフトを回していた。休んだら周りに迷惑をかけるという理由で、体調が悪かろうが出勤していた。有給を使ったことがなかった。アルバイトの採用やアルバイトさんに出勤日についての交渉を頑張っていたにも関わらず、状況が改善されなかったのだから、改善の余地はあるが難しい問題なのだろう。
ITに転職した理由は
・元々ゲームが好きでプログラミングに興味があった(適性があった)
・ITの人手不足と言われている中で、転職しやすい業界であった
・給料が上がりやすい
・手に職ついて、将来の安定につながる
・お盆休み、年末年始が取れるから
実際にITに転職してどうだったかというと
・元々ゲームが好きでプログラミングに興味があった(適性があった)
→実際プログラミングをしてみて、自分にあっていると感じた。
・ITの人手不足と言われている中で、転職しやすい業界であった
→転職前の学習は必須だが、そこを乗り越えたら未経験でも転職できるのではないだろうか
・給料が上がりやすい
→入社当初は給料が低めに抑えられていたものの、昇給スピードがかなり早い
・手に職ついて、将来の安定につながる
→今SESの会社に所属して1年目のペーペーではあるが、就職やフリーランス、起業と様々な選択肢が現実的なものとして見え始めている。
・お盆休み、年末年始が取れるから
→実際、普通に有給が取れます。連休があるし、体調が悪い時は素直に休める。そんなことが当たり前じゃない環境にいた私にとっては、ただただ最高だった。
#転職するにあたって私がしたこと
まず転職する前にプログラミングに適性があるかを知った方がいいと考え、
現職で働きながら、勉強し転職活動を行なった。
具体的には、
・まず知人友人にIT業界で実際に働いている人に話を聞きに行った
→IT業界に入った後も、現場での立ち回り方など聞かせてもらっているような仲
・何の言語でもいいのでプログラミングの勉強をすること
→私の場合はJavaの勉強をして、Javaの資格(Java SE 7/8 Bronze)を取った。
Javaの資格は転職時の面接で評価されて役に立ったし、転職後の現場を決める面談でも役に立った。一石二鳥。
自分がプログラミングに適性があると分かった後の選択肢として、
・貯金があるならプログラミングスクールに入るのもあり
・職業訓練を受ける
→お金もらいながら勉強できるのでありだと思う。
私の場合は、大きな貯蓄があったわけではなかったので、働きながら転職活動をし、SESに就職することにした。
#まとめ
IT業界に入って1年目ですが、転職してみて悔いはないです。
大学卒業後、右往左往しましたが、やっとこのタイミングでやりたい仕事が見つかってよかった。
将来に不安があったり、今いる環境に不満があったら、一度転職活動をしてみるべきだと思います。私自身転職までの過程がとても辛かったけど、その頑張りの実りはあるはずです。