概要
昨年2022年10月に作った自作PCの構成を紹介します。
背景
妻の実家のパソコンの動きが遅くなり、調子が悪くなってしまいました。Windows 10のサポート期限が近づいていることもあったのでWindows 11に早く変えたかったのと、当時評判の良かったIntel Core i3を使ってみたかったので、自作PCを組むことにしました。
方針
- 私の使いたい部品を使いつつ、全体の値段はできる限り安く抑える。
- 10年快適に使えるパソコンを目指す。そのために少し性能の良い部品を選ぶ。
- 一般家庭で良く使われるWeb閲覧や動画試聴、オフィスソフトが快適に動くパソコンを作る。
構成
CPU
Intel Core i3 12100
Core i3ながら数年前の高性能モデルを越える性能を持っており、コスパの良いCPUです。Core i3を使ってみたかったので選びました。今回の用途なら全く問題無く、快適です。グラフィックボードを組合せればパソコンゲームにも対応できる性能を持っています。
リテールクーラーを付属している点も嬉しいです。CPUクーラーの費用を抑えられます。今回の用途ならリテールクーラーで十分冷えます。動作音も気にならないです。
マザーボード
GIGABYTE B660M DS3H DDR4 (MicroATX) ドスパラ限定モデル
価格を抑えるためにMicroATXです。開発はしないので拡張性は不要と考え、MicroATXでも問題無しと判断しました。
ミドルクラスチップセットB660で安い中で、将来の拡張性を考慮してUSB-Cが付いているモデルを選びました。メモリを4本刺せる点やUSB2.0ポートが付いている点も良いです。
今回は無線LAN不要だったため無線LAN無しで探しており、コストダウンに寄与しています。
グラフィックボード
無し。その代わりに、グラフィック内蔵のCPUを選んでいます。
グラフィックボードの故障リスクを減らし、グラフィックボード故障時のトラブル対応の手間を省くことを狙っています。
メモリ
Crucial DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組
家庭用用途なら16GBで十分と判断しました。
DDR5が高かったのでDDR4です。定格3200MHzのメモリを選んでいます。
SSD
KIOXIA EXCERIA G2 NVMe (500GB)
家庭用用途なら500GBで足りると判断しました。KIOXIAを使ったことが無かったので選んでみました。問題無しです。
電源
玄人志向 KRPW-L5-400W/80+ (400W)
安定性とコスト重視です。
プラグイン式ではありませんが、使わないケーブルの紛失を気にしなくて良いという利点があると思っています。
ケース
Thermaltake Versa H17
コスパ重視の定番ケースです。安いですが質感は悪くないと思います。マザボ用のスピーカーが付いているのが嬉しいです。
ケースファン
Versa H17に添付のケースファンのみ。今回の用途なら十分です。
OS
Microsoft Windows 11 HOME
10年サポートしてくれるのがベストですが、サポートが切れてしまったらLinuxなどを入れて使うことを目論んでいます。
値段
以上の合計で約7万円(OS込み・当時の価格)でした。
感想
以前のパソコンより快適になったので、1年以上経ちましたが現状問題無さそうです。
前回のパソコンは4~5年くらいで動きが遅くなってしまいました。今回のパソコンはメンテしながら使うことで長持ちして欲しいと思います。