概要
2023年7月に作った自作PCの構成を紹介します。
背景
今回は自宅の家族共用のWindows PCを自作しました。8年前に購入したノートPCを使っていましたが、Windows 10のサポート期限が近づいていることもあったのでWindows 11に早く変えたくなり、新しく作ることにしました。
エンジニア向けに開発にも使えるよう、少し強めの性能で組みました。
方針
- 私の使いたい部品を使いつつ、全体の値段はできる限り安く抑える。
- 10年快適に使えるパソコンを目指す。そのために少し性能の良い部品を選ぶ。
- Web閲覧や動画試聴、オフィスソフトに加え、開発用途でも快適に使えるようにするために少し強めの構成とする。
構成
CPU
Intel Core i5 13400
Intel 13世代のCore i5 CPUです。Eコアを持つCPUを使ってみたかったので選びました。Intel 12世代のCore i5に続き13400も快適です。グラフィック機能付きモデルを選び、グラボなし構成とします。
別売CPUクーラーは使わず付属のリテールクーラーを使います。冷却性能・動作音とも問題無しです。
マザーボード
ASRock B760M Pro RS/D4 WiFi (B760 1700 MicroATX) ドスパラ限定モデル
大きな拡張はしない予定なので、MicroATXを使うことで価格を抑えます。ミドルクラスチップセットB760の中で、Wifiが付いており、将来の拡張性を考慮してUSB-Cが付いているモデルを選びました。
グラフィックボード
無し。その代わりに、グラフィック内蔵のCPUを選んでいます。
グラフィックボードが不要でシンプルな構成にでき、トラブルが起こった時の原因切り分けが楽になります。このグラフィック機能でもMinecraftは遊べます。
メモリ
CFD W4U3200CS-16G (16GB×2枚組)
開発やクリエイティブ用途で使うことも想定して多めに32GBとしました。
まだDDR5が高かったのでDDR4です。定格3200MHzのメモリを選んでいます。
SSD
KIOXIA EXCERIA PLUS G2 (1TB)
10年先を考えて500GBで足りなくなる可能性を考えて1TBにしました。容量とコストのバランスも良かったです。
電源
玄人志向 KRPW-L5-400W/80+ (400W)
前回と同様、定番を選びました。コスト重視です。
CPU補助電源のケーブルの流さがやや短かいため、今回のケースではギリギリでした。最終的に延長ケーブルを使いました。
ケース
Thermaltake Versa H26
コスパ重視の定番ATXケースです。DVDドライブを使うため外付け5インチベイが使えることを必須で探しました。
片面がアクリル板となっており、中で光っている様子が分かります。
ケースファン
Sirius Extreme ASE120
冷却観点ではケースに添付されているファン2個でも十分だと多いますが、中が見えるケースなので光るファンを追加しました。リングのみ光るタイプです。コスト重視です。
OS
Microsoft Windows 11 HOME
10年サポートしてくれるのがベストですが、サポートが切れてしまったらLinuxなどを入れて使います。
値段
以上の合計で10万円弱(OS込み・当時の価格)でした。
感想
4カ月程使っていますが問題無く動いています。余裕を持ってCPU・メモリを選んでいるため快適です。
改善点があるとするとサイズがやや大きいことが気になっています。MicroATX向けの小さいケースに変更したいのですが、外付け5インチベイに対応したケースが少ないため選ぶのが難しいです。