Logic AppsでAzure OpenAIコネクタが出たぞ!
先日 Standard Logic Apps で Azure OpenAI コネクタがプレビュー提供されました。
Public Preview of Azure OpenAI and AI Search in-app connectors for Logic Apps (Standard)
ようやくかーと思いつつも、Standard 側なのとプレビュー機能かつ公開情報も無いし、なかなか敷居が高い感。
ということで簡単に触ってみました。(記事の内容もざっくりです。)
リソースの設定
Standard Logic Apps の設定については普通に設定してもらえればOKです。
<参考>
Microsoft サポートブログ
この辺もよろしければ。
今回 Buildin のコネクタなのでワークフロー自体はステートフルにしてください。
→追記:ちょっと語弊がありますね。
Azure OpenAI も普通にセットアップ。
Azure OpenAI Service とは
今回は Logic Apps も Azure OpenAI も EastUS でいったん全ネットワークから接続可能な状態で検証してみました。
Azure OpenAI については利用するのに会社のメールアドレスで事前の申請が必要なのでご留意を。
ワークフローの設定
アクション | 説明 |
---|---|
Gets multiple embeddings | Executes a GetEmbeddings request for the given array of text inputs. |
Gets a single embedding | Executes a GetEmbeddings request for the single text input. |
Gets the chat completions | Gets chat completions for the given text input. |
Azure OpenAI側は恐らくchatとembeddingとで複数デプロイ必要な気がするのでこんな感じで作成。
Standard Logic Apps の API 接続はこんな入力項目。
接続名は任意でOK。
今回は Url and key-based authenticationを選択。
(ただ、Standard Logic Apps なのでマネージドID接続とかできるのがセキュリティ的にもメリットです。VNet統合も使えるのがStandard Logic Appsの良いところ。)
The Endpoint URL StringとThe Authentication KeyはAOAI側のリソース管理の内容を確認。
これでいいはず。
アクションの設定はこんな感じにしましたが検証なので内容は完全に適当。
細かいことは暇な時に X でぽろぽろ調査結果つぶやいていこうと思いますが、なんかエラーがアクションの結果に表示されず開発者ツール見て初めて気づくやつでした。
どうもchat側はコネクタがたたいているAPIのバージョンがおかしそう。プレビュー機能(2024/02現在)なので仕方ない。この辺調査結果怪し感ありますが多分あってそう。違うこと言ってたら教えてください。
そんな感じで公開情報ないので何となく手探りで検証してみました。何かの参考になれば幸いです。
2024/04/07追記
初めにこの記事を書いた際に以下のブログ記事を確認して作業をしましたが、パラメータがどうも変わっているようです。(証拠残しておけばよかった。どう考えても画像が変わっている。)
Public Preview of Azure OpenAI and AI Search in-app connectors for Logic Apps (Standard)
ということでmessageパラメータを設定。
普通にチャットもできるようになりました。前回も全く同じ手順で設定したんですけどね。。。
これでLogic AppsからAzure OpenAIコネクタが問題なく使えることが確認できました。
まとめ
Logic Apps で Azure OpenAI コネクタが使えるようになってめちゃくちゃ便利になりそうですが、プレビュー機能なのでまだまだこれからやなぁという印象。