この一年、転職自体に対して気づいたことを記載してみようと思います。完全に個人の感想です。会社の悪口とかに見えたならそれは誤解なので最初に伝えておきます。責任は全部自分です。
勝手に解釈するな
自分が悪かったなぁという所が募集要項や説明を「勝手に解釈するな」ということです。
例えば、そのプロジェクトが特定のプラットフォームを構築しているものとします。
チーム構成として、アプリを構築しているチームと、クラウドを構築しているチームがいるという説明を受けたとします。
その時に、
(ふむふむなるほど、ということはアプリとインフラで分かれているんだな)
と解釈します。これが大きな間違いで、実際にはそんなチーム構成じゃないということです。
あまり細かいことを書くと良くないので詳細はきっと知り合いにお酒の場でしか話しませんが、面接の場ではその用語がお互いが共通して認識している内容であるかどうかを確認することが大事だと思いました。
また、IaCの構築もしてもらうことがあります、と募集要項に記載があったとします。
その時に、
(ということはSRE的なこともやるんだな)
と解釈したとします。これも実際とは大きく異なっていて、そのあたりも募集要項に書いていることを真に受けずに、ちゃんとすべからく現場レベルのメンバーの業務内容を日々のタスクレベルで細かい部分まで確認しておく必要があると思いました。(少なくとも、自分は募集要項から想像できなかったので次からはより詳細に確認しようと思いました。この辺の話も知り合いにお酒の場でしか話さないと思います。)
給与を下げるならそれなりの覚悟を
正直、前職を出て行って業務内容としては結果的に得られるものが多かったような気はしますが、やはり給与が大幅に下がってしまったのは痛手でした。
いや、覚悟はしていたし、生活も維持できることや額的にも世間一般よりは高かったものの、前職がちょっと良かったのでその水準で生活を維持してきたところからガクンと年収を下げてしまったので、家族とも揉めることが増えたことや月々のモチベーションとかもやはり大きく変わってきたなぁと思いました。
業務内容と給与のバランスはとても大事だなぁということで、世間一般的な給与と比較して年収を考えるというよりは、今の生活水準と家族の考えを基にその辺は覚悟をしていかないといけないなぁと実感しました。覚悟の大きさが思っているより違うので、これは実感しないと気づけなかったことなので良くも悪くも個人的にはナイストライになりました。
大きい会社はやっぱ凄い
自分はもともと大学で4年間情報科学を専攻し、10年以上IT畑で働いてきました。
で、今はITと全く関係ないところで働いているのですが、面接のときに「最近できた部署なのでITにうとい」という説明を受けたので、自分が戦力になれるのではないかと思っていました。(ここ数年、会社でもそれなりに実績が出てたので半分天狗状態)
ところがどっこいで、入ってみたら自分の配属された部署はITリテラシーの高さが過去努めてきた会社と同等、もしくはそれ以上に高くて、なんでこんなすごい人たちがこの会社にいるんだろうとい衝撃を受けました。
実は現職に入社前に、前職の人から「そこの会社は自分たちで手を動かせるからなぁ」というのを聞いていましたが、俗にいうフルスタックエンジニアが集まってるとんでもない担当でした。さすが大きい会社は違うなと思ったのと、適材適所はありつつも自分が全然通用しないというので、すごい人達に巡り合えるというのは結構な福利厚生だと思いました。
口コミサイトはちゃんと見ろ
これ結構大事だと思っていて、入社してから良いことも悪いことも色々気づいたことが口コミサイトにめっちゃ色々書いてました。(そんなこと書いていいの?ってのは気になりましたが)
なので、入社前の情報収集の仕方として、知り合いの社員の話を聞くのも大事だと思いますが、割と確度が高いと思ったので口コミサイトはぜひ見といた方がいいと思います。
まとめじゃないけど感想
なかなか転職って難しい、というか100点の会社なんてどこにもないですが、会社を理由に文句なんかいくらでも言えるので、エンジニアとして自分の軸をしっかり持ってキャリアを築いていくのが一番大事なんだと思います。責任は全部自分です。