既に走り切れる気がしませんが、とりあえず25日間キャリア面も技術面でも自分語りを自己満足のように振り返るアドベントカレンダーにしていこうと思い、まずは1日目の記事を執筆します。
一日目はIT業界から飛び出して製造業へ転職したこの一年を適当に振り返ります。
ざっくり書くこと、書かないこと
・書くこと
学びになったことや広げていきたい知見。
・書かないこと
会社や業務の良くないこと。(これはお酒の場で話しようと思うので誘ってください。)
学びになったこと
・普通にレベルが高い
事業会社で主語をくくってしまうと今自分が参画しているプロジェクトしか見れてないのであれですが、ITの会社じゃないのにレベルが高いと思いました。
全体的にシステム工学や技術的な知見が高く、マイクロサービスアーキテクチャをベースに設計できていたり、アジャイル開発の採用など、SIer時代に取り組んでみたいなと思っていたことに取り組んでいて事業会社ってこんなレベル高かったのかといい意味で驚きが多かった一年でした。
・発注作業や稟議対応なども開発担当者が全部自分たちで対応する
自分がこれまでやってこなかっただけかもしれませんが、見積もりを取ったり工数精査してお金に換算したりするところまではやってきたものの、発注も稟議もすべて開発部門の担当者が自分でやるのが新しい学びでした。
SIer時代は開発部門以外にも開発企画部門がいて、お金に関する資料を整理した後は発注業務などすべて企画部門や営業部門に丸投げしていたので、結構開発業務に注力できていたなぁと振り返って思いました。稟議資料の説明とかも資料作成までは対応していたものの、説明は企画部門や営業や管理職がやってたので、この辺も結構管理職が巻き取ってくれていたんだなぁと改めて思いました。(他の部署はもしかしたら担当レベルで稟議やってたのかもですが。)
今は自分たちで見積もりを取ったり開発工数から金額をはじき出した後で、SAP Aribaの申請や開発における稟議資料の説明なども自分で実施するので、ビジネスの進め方や会社ってこうやって動いてるんだというのを学べたのは社会人としてよかったと思っています。こういう開発に関係ない手間なことって絶対経験しておくべきだなと思いました。
・特許調査や外為法について意識しないといけない
今参画しているプロジェクトがグローバルとのやり取りも多いことや、そもそも商品開発を行っていることもあり、特許に抵触していないかや、キャッチオール規制に引っかかっていないか等の開発スキル以外の知見が必要になることもとても大きな学びでした。
このあたりもこれまで営業部門と法務部門が対応していた気がするので、現場レベルでこういう内容を意識しないといけない経験も新鮮だなと思いました。
・インフラだけのエンジニアって求められてない感
もちろんインフラエンジニアとしてのスキルは大切ですが、やはり商品やプロダクトを産み出していかに会社を成長させていくかが大事になるので、求められているスキルがプロジェクト管理や業務要件の設計、アプリ開発とトータルして求められているなと強く感じました。
一応、これまでのキャリアとしてアプリ開発もしてきましたが、基本的にインフラとプロマネがメインのキャリアなのでなかなかフルスタック的な動きが難しいなと感じる一年でした(というか業務知識のキャッチアップが難しくて無理、、、)。とはいえ、事業会社で求められるのってこういうところなんだろうなと思っているので、より知見を広げていきたいなと思っているところです。
さいごに
ざっくりでも1年振り返ってみて、しんどいことも多かったですが色々学びが多かったなという一年になりそうです。
あと1か月頑張って走り抜けつつ、25日頑張ってブログ書いていこうとおもいます。(続いたらいいな。)