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WSLgとFcitx5はWaylandをdisableにして使う

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問題

WSLg使いたい、ext4マウントしたい。とりあえずWindows11にアップグレードした。日本語(個人的には中国語も)入力したい。

…日本語入力できないんだが。ということで半日くらい調査してみたところ、

上記の記事を見つけて、なぜか変換候補パネルが出ないものの、一応変換はできるところまで来たので共有しておきます。

なお、いったん動いた?時点でメモ代わりに記載しておりますので、いろいろ勘違いしているところがあるかもしれません。

余談: Ubuntu 20.04 で Fcitx5 は apt パッケージが足りていません
  • fcitx5-configtoolが起動しない…。ので、ここから先は無理やり Ubuntu 21.10にアップグレードしたWSL2を触っていきます。
  • リリースアップグレードの方法は下記を参照しました。

ここから先の理屈は、Ubuntu以外のディストロでも通用するのでは?もっと良い方法があったら教えてください。

Ubuntu 21.10 になったら

# 使えるIMの確認
$ im-config -l
 ibus xim
# あとで使う fcitx5-configtool も一緒にインストールされる
$ sudo apt install -y fcitx5-mozc fcitx5-rime daemonize
# ユーザー用 IM をfcitx5にセットする。
$ im-config -n fcitx5
$ im-config -l
 ibus fcitx5 xim
とても大事

ここでいったん wsl --shutdown して再度 wsl を起動してください。
再起動後はfcitx5-configtoolでいろいろ設定してみてください。

.bash_profile に追加
# ワークアラウンド:いれなくてもいい?
daemonize -e /tmp/dbus-${USER}.log -o /tmp/dbus-${USER}.log -p /tmp/dbus-${USER}.pid -l /tmp/dbus-${USER}.pid -a
/usr/bin/dbus-daemon --address="unix:path=$XDG_RUNTIME_DIR/bus" --session --nofork  >>/dev/null 2>&1
export DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS="unix:path=$XDG_RUNTIME_DIR/bus"

# fcitx5 をwaylandプラグインをカットして起動
daemonize -e /tmp/fcitx5.log -o /tmp/fcitx5.log -p /tmp/fcitx5.pid -l /tmp/fcitx5.pid -a /usr/bin/fcitx5 --disable=wayland
export INPUT_METHOD=fcitx
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx

みそはここで Fcitx5 の Wayland プラグインをカットしてあげるところです。

この後、geditやxfce4-terminalなどでMozcとRimeで変換ができたことを確認します。

最後に

この方法では、変換候補パネルが出ないほかにもいろいろ不具合があります(Addonの設定を開くと勝手に閉じるとか)。
個人的な考えから、IBusに戻してまでWSLgを使う気はないのと、調べてどうのまでする体力的余裕が無いので、機会があって判明したことがあれば追記、でなければ半年ほど放置してみたいと思います。

参考文献

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