Install
下記のようにbrew
を用いてインストールできます。
$ brew install nginx
確認
下記のようなディレクトリが作成されます。
/usr/local/bin/nginx
/usr/local/Cellar/nginx
/usr/local/etc/nginx
/usr/local/opt/nginx
/usr/local/var/homebrew/linked/nginx
/usr/local/var/log/nginx
静的資源のドキュメントルートは、下記のように設定されているみたいなので
絶対パスは/usr/local/var/www
になります。
$ ls -l /usr/local/Cellar/nginx/1.10.2_1/
lrwxr-xr-x 1 XXX XXX 16 11 10 17:31 html -> ../../../var/www
なので、初期設定http://localhost:8080
でアクセスした場合はこのファイルがブラウザに表示されます。
/usr/local/var/www/index.html
設定ファイル
設定ファイルは下記で、これを編集していくのがメインとなりそうです。
/usr/local/etc/nginx/nginx.conf
今日は自分が配置した、静的資源を表示するところまでに留めておきます。
※今後URLのパスによって、裏でアプリを動かしたりするところまでが目標なので、すべてが理解できたところで再度記事を書こうと思います。
超初級チュートリアル
nginx.conf
http {
#省略
server {
listen 80;
server_name kws9-test.com;
location / {
root html;
index index.html index.htm;
}
}
最低限の修正箇所を記載してますが、それぞれ下記のような感じです
- listen → ポート番号
- server_name → サーバ名(ブラウザに打ち込むURL)
- location → サーバ名に続くパスを指定
- root → ルートディレクトリを指定
※ルートディレクトリは先ほど説明したデフォルトを使用(html -> /usr/local/var/www)
静的資源の作成
$ cd /usr/local/Cellar/nginx/1.10.2_1/html/
$ vi index.html
hosts設定
127.0.0.1 kws9-test.com
nginx起動
下記コマンドで起動(sudo は指定したポートが1024番以降は不要)
#起動
$ sudo nginx
#停止
$ sudo nginx -s stop
#再起動
$ sudo nginx -s reload
※PATHに/usr/local/binを事前に追加しておいてください
$ export PATH=$PATH:/usr/local/bin
これらの設定で、server_name kws9-test.com
にアクセスすると
/usr/local/Cellar/nginx/1.10.2_1/html/index.html
が表示されるようになります。