FYI
現在は ESPr Developer は Rev.4 に切り替わっているだろうから大丈夫だろうけど、もし手元のものが該当したときの参考に:
- ESPr Developer Rev.4 : 回路図が未掲載だけど、大丈夫そう。
- ESPr Developer Rev.3 ハンダブリッジ無し : nodemcu 回路が働きにくい?感じなので、そういう時は、ボタン操作で書き込みモードにして書き込む。ピンヘッダ付き所有。
- ESPr Developer Rev.3 ハンダブリッジ付き : PIN16 を使ったスリープで長時間運用するのは避けたほうが良さそう。だいたい動くが、たまにおかしいというトラブルにあった(後述)。ピンヘッダ無し所有。
- ESPr Developer Rev.2 : 所有無し
- ESPr Developer 無印 : 問題ない。
事例
主に熱中症対策を目的として温湿度計を家に設置して、観測しています。
基本構成は WROOM-02 + BME280 で、無線越しに Influxdb (HTTP) で直接受ける構成です。

緑のラインは ESPr Developer 無印 + 環境センサシールド の構成です。オレンジは ESPr Developer Rev.3 ハンダブリッジ付き + 他社製品 BME280 (後述)です。オレンジは緑よりコンパクトなパッケージングにして、別の場所に追加設置する予定でした。環境センサシールドとの違いは、光量センサが無く I2C pull up 抵抗が 2.2K が 10K になっている程度です。
緑は 1 年以上運用していて、安定した計測ができています。問題はオレンジ側で、異常値が時々混じります。異常値の出方が不規則で、手でリセットボタンを繰り返し押しても異常値はでるし、PIN 16 を使った RST でも同様に異常値がでます。センサー側を取り換えても、全く同様の現象が発生しました。I2Cのレジスタ読み出しバイト列を見てみても、ビットが化けてるというレベルではなく、A/D 変換レベルでおかしそうな予感がします。ハンダブリッジ無し Rev.3 (ピンヘッダ付き)でブレッドボードで動作させると異常値はでません。ハンダブリッジでセンサ側にノイズが流れていそうな予感。
pull up 抵抗は時定数の違いなので、念のため Wire.setClock
で I2C の標準スピードである 100k に指定してたりしましたが、あっても無くても関係なさそうな感じでした。
BME280 のドライバに reset を追加して動作させると、異常値のでかたが若干緩和される印象。
ということで、ハンダブリッジ付きは避けたほうが良さそうです。ピンヘッダ無しのボードが欲しい場合は「シリアル無しピンヘッダ無しモデルを使う」か「ピンヘッダ付きからピンヘッダを取り除く」が良さそう。「Rev.4 ピンヘッダ無し」に切り替わっていたら、それでもいいかも。ブリッジハンダを除去するのは、難しくて、私はチップ抵抗を飛ばしてしまいました(廃棄)。
Switch science BME280
これの使いどころは:
- raspberry pi で I2C 接続
- SPI 接続
かと思います。ESPr Developer で I2C 接続するには pull up 抵抗を追加しないといけなくて、チップ抵抗を載せる技術が必要になるか、あるいは、無骨にカーボン抵抗を配線に差し込む感じでしょうか。ワイヤーだけで「環境センサシールド」相当にできれば、ソースコード使いまわしでコンパクト版が作れたんだけど、それは叶わず。いっそ I2C pull up 抵抗の付いた別の製品でも簡単そうなので、私は今そうしています。