3大不安要素
###1.今の自分の実力
エンジニアが最初に感じ不安は自分の実力がエンジニアとしてどこまで通用するかである。
学生時代に趣味でバリバリにコードを書いていて実力に自身がある人は別だが、
私自身IT企業に就職して社員研修を受け、仕事をこなしていくと自分の無知さに直面する。
例えば優秀なエンジニアであれば1時間で終わる開発が新人エンジニアだと1日、下手すれば1週間かかる人だっている。
そこで実力格差、エンジニアに向いていないのではないか、そういった不安を感じてしまう。
これは新人エンジニアに限った話ではないが、
エンジニアにおいて開発工数を見積もることはものすごく難しい。
なぜなら不確定要素が多すぎることだ。
前述で述べたとおり、優秀なエンジニアであれば1日かかる作業が1時間で終わることができるだろう。
しかし、優秀なエンジニアであっても自分の作業時間が1時間で終わるかどうかはわからない。
当然人間なのでコードを書く中で行き詰まったり、想定通り動かないといったことはエンジニアにとっては日常茶飯事だ。
こと新人においては会社に期待に応えようとギリギリの開発工数を見積もってしまうが、これは間違いである。
結局、期間内に終わらず残業をして自分が見積もった工数以上の時間をかけてしまう
エンジニアの残業というは非常に不明確である。
果たして残業時間に見合った仕事をしているかと言われたらクエスチョンである。
よって会社の中でエンジニアの残業時間の扱いが非常難しくなっている現実がある。
そこで問題になってくるのが新人エンジニアの残業についてだ。
会社からしてみれば新人エンジニアは研修期間であり、残業をさせるほどの仕事を与えていないと主張する会社もある。
しかしそれはエンジニアのことを何もわかっていない人の主張であり、間違った認識である。
結局、新人エンジニアはサービス残業をしているのが現実である。
##じゃあどうすればいいのか?
###知らないことを知る
一番簡単な方法はインターネットの記事を見ること。
qiitaのトレンド、twitterのトレンドなど
今流行っている言語が何なのか?また、知っていて当然の知識が何なのか?など
中身全てを知る必要はなく、自分が何を知らないかをまずは理解すること。
人間は無知であればあるほど不安になってくる生き物である。
コーディング技術は二の次である。
###モチベーションのセット
仕事においてモチベーションをどうセットするかは考え方次第である。
私の場合、別の会社に転職したい際に前職で培った知識は無駄ではなかったことを実感した。
そこで経験したインフラ構築やプロジェクト開発、サービスのリリースを通じて今の自分があるのは事実である。しかしその会社に一生いる必要はなく、
そこで培った知識を使ってアフィリエイト広告で働かずに暮らしていきていくことだって可能だ。
会社に属さなくてもフリーランスのエンジニアになることだって可能だ。
そう考え始めてから私は現職場で培った知識は将来の自分への投資だと気づき今に至る。
皆様の不安が少しでも解消できたら幸いです。