#CData Data Sync とは
CData Data Sync シリーズは、Salesforce、Dynamics CRM、SharePoint などのクラウド上の業務アプリケーションデータのレプリケーション(複製)をローカル DB およびクラウド DB に簡単に作成するサーバー製品です。
#利用シーン
CData Data Syncは次のようなシーンで利用すると便利です。
- オンプレミスの RDB にレプリケーションを作成して、定期的な帳票作成を実行。
- 通信でのパフォーマンス低下を気にせずに BI ツールやアナリティクスツールでデータ分析を実施。複雑なデータ加工を行ったりシナリオ分析を行ってもクラウドアプリケーションの本物のデータを誤って改ざんしたりするおそれがありません。
- データ処理をレプリケーション DB に対して行うことによりデータ通信量の低減とパフォーマンスの向上を実現。
- ディザスタリカバリ目的でのデータアーカイブ。
#CData Data Sync の機能
CData Data Sync は、エンタープライズ利用のための充実した機能を備えています。
- 幅広いデータソース対応(今後もラインアップ拡充予定)
第一弾のリリースでデータソースとして対応するサービスは、Salesforce、MicrosoftDynamics CRM、SharePoint、NetSuite(英語版)、SugarCRM(英語版)、Zoho CRM
(英語版)、Oracle Eloqua(英語版)、HubSpot(英語版)です。これらのサービスのレプリケーションデータベースをローカルおよびクラウド DB に作成できます。 - 豊富なレプリケーション先データベース
- エンタープライズエンジニアの扱い慣れた Oracle、MySQL、SQL Server、DB2、PostgreSQL、Amazon Redshift、Access、Cloud SQL、SQLite、SQL Azure をレプリケーション先に設定することが可能です。
- Windows 版と Cross-Platform Unix/Linux/Mac 版の 2 種類を準備。
- インクリメンタル(差分)アップデートでデータ通信量を低減。
- Point-and-click で簡単に設定、管理が可能。
#CData Data Sync の使い方 (Salesforce Data Sync)
- 製品をダウンロードして、インストーラーに従いインストールを行います。
- インストールされた製品を開き、[接続]タブからデータソースとなるサービスへの認証情報を入力し、接続を確立します。
- 次に[データベース]タブから、レプリケーションしたデータを保管するデータベースを指定し、接続情報を設定します。この例では MySQL を設定します。
- [スケジューラー]タブや[通知]タブで、レプリケーションサイクルや通知の設定を行います。
- [テーブルを追加]ボタンをクリックして、レプリケーションするテーブルを指定して変更を保存します。
- [実行]ボタンをクリックして、クラウドサービスのレプリケーションデータベースを作成します。
- 設定した MySQL に Salesforce データがレプリケーションされました。