こんにちは、
地方のスーパーで製造部門の教育や指導をしているkuwaharaです。
GWの業務が終わり、やっと一息付いた時に上司からGWの報告を〇〇日にという連絡が来てげんなりしました。
月に何度かあるこの報告業務をどうにか楽出来ないかと挑戦してみます。
現状の課題
私は月に1度か2度、現状の報告や問題点を発表する会議に参加しています。
1回の資料を作成するのに1時間ほどかかっています。
流れとしては、報告内容の指示を受け、スライドの要約を考え、数字分析をして図やグラフの導入、コメントの記入をしています。
暇な時期は良いですが、忙しい時期の前後は正直やってられません。
どうにか業務の改善を出来ないか、ChatGPTに助けを求めてみました。
おお!これでまず見出しは出来そう。
直接PowerPointに起こせるの?と聞いてみましたが、さすがに...
何か出来ないかなと思い、Qiitaで調べてみると、VSCodeとMarpというものを使えば、スライドをコードで作成、PowerPointに出来るとのこと。これとChatGPTを使えば、大枠は一瞬で出来るのでは?
参考記事
ChatGPTとVSCodeの紹介と使用方法
ChatGPT https://chat.openai.com/ ☜アカウント登録が必要です
ChatGPTとは、OpenAIが開発した自然言語処理モデルです。大規模なデータセットを学習し、人間のように自然な会話を生成できます。文章や質問に対して自動的に回答を生成するため、チャットボットや文章生成など、さまざまな応用が可能です。その高い精度と柔軟性から、AIアシスタントとしての活用や、文章作成の支援ツールとして広く利用されています。
VSCode https://code.visualstudio.com/ ☜ダウンロードが必要です
VSCodeとは、Microsoftが提供する軽量で高速なテキストエディタです。開発者にとって使いやすく、豊富な機能を備えています。プログラミング作業を支援する多彩なツールが揃っています。VSCodeはクロスプラットフォームであり、Windows、macOS、Linuxなど、様々な環境で利用できます。
VSCode はデフォルトでメニューなどの表示言語が英語になっていますが、拡張機能 Japanese Language Pack for VisualStudio Codeをインストールすることで日本語に変更することができます。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=MS-CEINTL.vscode-language-pack-ja
Marp https://marp.app/ ☜アカウント登録が必要です
Marpとは、Markdown記法を使用してプレゼンテーションを作成するためのオープンソースのツールです。シンプルな記法でスライドを作成し、テーマやスタイルをカスタマイズできます。プレビューモードでリアルタイムに確認しながら編集し、エクスポート機能でPDFや画像形式に変換できます。柔軟で使いやすいインターフェースで、プレゼンテーション作成を効率化します。
発表資料の作成手順
②VSCodeを使ったスライドの作成
新しいテキストから、先ほどのChatGPTのコードをコピー
エディターを再度開くアプリケーションの選択を選び、markdown Previewを選択
※そのまま選択するとスライドの画面のみになってしまうので、
左上のUntitledを右クリックして右に分割してからしましょう。
早速スライドが出来ました!!
普段使用しているフォントにも変更出来ます。(ChatGPTさんに聞きました)
スライドの保存
プレビューを開いてからctrl
+shift
+p
⇒ marp export slide でpptx形式で保存します。
完成したスライド
VSCodeとChatGPTを活用した発表資料作成のメリットとデメリット
今回、設定などに時間はかかってしまいましたが、報告内容の流れに悩んでいたのは少し解決出来たかと思います。勿論、そのまま全て活かすのではなく調整が必要です。
ただプログラミング初心者の私でも1日でVSCodeを動かすことが出来たのは自分のレベルアップにも繋がりました。
メリット
●題材や報告内容が大まかに決まっている場合、ChatGPTに見出しやあらすじの作成を手伝ってもらうことができる。
●その結果、実績分析に充てる時間を確保できる。
●VSCodeで発生するエラーも、ChatGPTに相談することで解決できる場合がある。
デメリット
●VSCodeで出力したPowerPointでは、入力した文字が画像形式になってしまうため、編集がしづらい。
この場合、構成だけChatGPTに相談して自分でPowerPointを作成するのが良い。
●企業で決まった背景フォーマットがある場合、VSCodeでもその設定を行う必要がある。
今回は以上になります。
ご覧いただきありがとうございました。