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店舗の発注手助けくんをLINE botで作成してみた

Last updated at Posted at 2024-04-23

始めに 

私は小売業で製造部門の指導をしています。
世間ではデジタル化が進む中、私の職場にも活かしてみたいと思い、
プログラミング初心者の私が取り組んでみました。

現状の課題

店舗では以下の課題があります。

・80種類あるうちの10種類の原料は注文に時間がかかるシステムで
在庫を確認し、2週間先に使用する分を事前に計算して注文しなければならない。

・販売した商品の実績をすぐに確認することが出来ない。
⇒事務所まで行き、パソコンで実績を確認...めんどう

⇒実績と予測をLINEで確認出来れば作業の負担を軽減出来る?と思い作成しました。

使用したもの

LINE Developers

Make

Google スプレッドシート 実績情報を入力したもの

①②はアカウント登録が必要

①はプロバイダー作成し、Messaging API設定をしておきます
Messaging API設定のWebhook URLは後ほど使用します。

課題用7.jpg

作成!!

4/30 修正と追記

作成イメージ

LINEで店舗番号と商品を入力⇒実績と次回の発注日を返信

Makeで作成

①Makeにログインし、Integration LINEからEdit
+マークまたは右クリックからLINEを選択 Watch Events

Webhookは事前に作成したものを選択します。

課題用6.jpg

②Google SheetsからSerch Rowsを選択
Connectionで自分のGoogleアカウントに紐づけます。

課題用8.jpg

③返信したいシートと行を設定。
課題用10.jpg

④+からSend a Reply Messageを作成
スプレッドシートのどこの何を返信するか設定
課題用11.jpg

⑤LINEに間違った文字を送信した場合に店番が間違っていますと返信させる
+からSend a Reply Messageを作成し、Textに返信項目を入力

課題用12.jpg

⑥2つのリプライメッセージを分岐させるためにRouterの作成、設定
⇒ここを間違えると返信がバラバラに...
下記写真は番号が合っている場合のルート
課題用13.jpg

番号が間違っている時のルート

課題用14.jpg

⑦完成

課題用1.jpg

動画

苦労したポイント

該当しない番号を入力した際に店番が間違っていますとなぜか出ない....。
⇒どこの数値が間違っていた場合、どう返事するかの条件の設定が間違っていました。

課題用15.jpg

今後の課題

①本来作成したかった在庫入力⇒予測は
LINEからスプレッドシートのセルに入力する必要があり、ひとまず断念。
1日平均の販売個数を計算して返信できるようにしました。

②リッチメニューの導入
店番や商品を入力するより、画面タッチで入力出来る方が簡単に使える

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