始めに
私は小売業で製造部門の指導をしています。
世間ではデジタル化が進む中、私の職場にも活かしてみたいと思い、
プログラミング初心者の私が取り組んでみました。
現状の課題
店舗では以下の課題があります。
・80種類あるうちの10種類の原料は注文に時間がかかるシステムで
在庫を確認し、2週間先に使用する分を事前に計算して注文しなければならない。
・販売した商品の実績をすぐに確認することが出来ない。
⇒事務所まで行き、パソコンで実績を確認...めんどう
⇒実績と予測をLINEで確認出来れば作業の負担を軽減出来る?と思い作成しました。
使用したもの
①LINE Developers
②Make
③Google スプレッドシート 実績情報を入力したもの
①②はアカウント登録が必要
①はプロバイダー作成し、Messaging API設定をしておきます
Messaging API設定のWebhook URLは後ほど使用します。
作成!!
4/30 修正と追記
作成イメージ
LINEで店舗番号と商品を入力⇒実績と次回の発注日を返信
Makeで作成
①Makeにログインし、Integration LINEからEdit
+マークまたは右クリックからLINEを選択 Watch Events
Webhookは事前に作成したものを選択します。
②Google SheetsからSerch Rowsを選択
Connectionで自分のGoogleアカウントに紐づけます。
④+からSend a Reply Messageを作成
スプレッドシートのどこの何を返信するか設定
⑤LINEに間違った文字を送信した場合に店番が間違っていますと返信させる
+からSend a Reply Messageを作成し、Textに返信項目を入力
⑥2つのリプライメッセージを分岐させるためにRouterの作成、設定
⇒ここを間違えると返信がバラバラに...
下記写真は番号が合っている場合のルート
番号が間違っている時のルート
⑦完成
動画
苦労したポイント
該当しない番号を入力した際に店番が間違っていますとなぜか出ない....。
⇒どこの数値が間違っていた場合、どう返事するかの条件の設定が間違っていました。
今後の課題
①本来作成したかった在庫入力⇒予測は
LINEからスプレッドシートのセルに入力する必要があり、ひとまず断念。
1日平均の販売個数を計算して返信できるようにしました。
②リッチメニューの導入
店番や商品を入力するより、画面タッチで入力出来る方が簡単に使える