こんにちは、
地方のスーパーで製造部門の教育や指導をしているkuwaharaです。
最近、同じ教育をしている部門の先輩と世間話をしている中、
前回の記事や前々回の記事について話すことがありました。
すると、意外にも反応が良く褒めていただき、自分も学んでみたいけど、学ぶ機会とか無いんだよねと返事が返ってきました。
さて、今回は私の仕事の中でちょっと面倒な報告作業について業務改善出来ないか挑戦してみました。
現状の報告作業
店舗
写真撮影⇒PCに取り込み⇒Excelに落とすかそのまま送付
確認者
メールから画像をダウンロード⇒Excelやメールに添付⇒店舗ごとまとめる⇒上司へ報告
アプリで報告作業
店舗
スマホやタブレットのアプリから写真撮影⇒アプリで項目入力
確認者
アプリで確認⇒リンクを上司へ報告
〇メリット
手軽に写真を確認することが出来る
確認者はリンクやアプリを開き確認
現場とのメールのやり取りが不要
他店舗の状況確認が簡単
〇デメリット
報告内容が変わるとアプリの作り直し
初回マニュアルは必要
大きな業務改善では無いですが、細かなPC作業が無くなります。
今まで大体15分以上かかっていた作業がアプリ登録していれば5分ほどで終わります。
AppSheetの紹介と使用方法
Appsheet ⇒ https://about.appsheet.com/home/
AppSheetは、Googleが提供するノーコード開発プラットフォームです。プログラミング知識がなくても、スプレッドシートやクラウドストレージのデータを活用して、モバイルアプリやウェブアプリを簡単に作成できます。豊富なテンプレートと直感的なインターフェースにより、ビジネスプロセスの自動化やデータの可視化が迅速に行えます。リアルタイムでのデータ同期や多様なデバイス対応も特徴で、効率的な業務運営をサポートします。
アプリ作成手順
①Appsheetにログインします。
GoogleのアカウントでログインするとGoogleスプレッドシートも使用出来るので良いと思います。(個人だと使用出来る範囲は限られます。)
②+create⇒APP⇒Start with existing dataで作成します。
アプリ名とカテゴリー(Field Service)を設定し、「Next step:choose your data」をクリックします。
③同時に報告項目をGoogleスプレッドシートに入力しておきます。
④Googleドライブ上のファイル選択画面から、用意したスプレッドシートを選択します。
⑤仮のアプリが出来ました!右側に携帯の画面が出ていると思います。
今回は、撮った写真を報告したいので、写真のTYPEをIMAGEにします。
報告タイミングの時間を表示するように日付のTYPEをDATEにしています。
報告内容を選択式にしたい為、左メニューのDATE⇒Columns⇒依頼内容の左の鉛筆をクリック⇒TYPEをEnum1listに⇒Valuesを選択してもらいたい内容にします。
UXのLocalizeから英語表示項目を手動で日本語に直すことが出来ます。
完成したもの
Googleスプレッドシートで内容の確認、フィルターをかけて調べることも出来ます。
アプリ、ブラウザ版でもフィルターをかけて調べることも出来ます。
出来たものを上司や同僚に試してもらいました
上司 Nマネージャー
デジタルのことに挑戦していることは知ってもらっていましたが、
実際に作成したものを見せてみると...「早く完成させてよ!」と言ってくれました。店舗にはipadがあるので、それで店舗の人が簡単に使用出来るといいね!とコメントもいただきました。
同僚
スマートフォンの画面で見ると分かりやすいね!
所々英語になっているので、日本語に!
店舗の年齢層は高いので、マニュアルも必要だね!
マニュアルや、所々の項目の修正はしていき、実際に現場で使用してみようと思います。
店舗はタブレット端末やスマートフォンの整備はされるようにはなってきていますが、実際の業務には少ししか活用されていません。
私たちと店舗の業務を削減するために中身を詰めていき、実際に店舗で活用出来るものを作っていきます!
今回は以上になります。
ご覧いただきありがとうございました。