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【Unity】ParticleとLineRendererで◯めはめ波を作ろう!

Last updated at Posted at 2015-02-09

かーめーはーめー(ry

スクリーンショット 2015-02-09 17.42.28.png

Unityならこんなエフェクトも簡単に作れちゃいます。
今回はこの作り方を共有致します。

1.下準備

適当にプロジェクトを作成します。
packageはチェック必要ありません。
set up Default forは「3D」を選択。

スクリーンショット 2015-02-09 17.44.34.png

2.UnityちゃんをAsset Storeから投入

今回はキャラクターにUnityChanを使用します。
AssetStoreからDownLoadしてください。
unitychan.png

Importはそのまま全チェックでOKです。

スクリーンショット 2015-02-09 16.07.07.png

3.配置しよう

以下のものを配置します。
・Floor : 床。(pos=0,0,0 | scale=10,1,10)
・UnityChan : キャラクター。(pos=0,0.5,0 | scale=1,1,1)
・Directional Light : 光源。(配置してそのままでOK)
・空のGameObject : 発射オブジェクト。(pos=0,0,0 | scale=1,1,1)

床は
GameObject → 3D Object → Cube

UnityChanは
Assets → UnityChan → Prefabs → unitychanをD&D

Directional Lightは
GameObject → Light → Directional Light

空のGameObjectは
GameObject → Create Empty で名前をBeamにしてください。

で作成して配置します。

写真は少しMain Cameraの位置が動いていますが、
特に気にせず、床の上にUnitychanが立っていて、
光が当たって見えていればOKです。

tezt.png

4.Particleで発射光を作ろう

光線を発射した時に手元に大きな光が集まるのが"アレ"の特徴かと思います。
それをParticleで作ってみましょう。

3.で作った「Beam」を選択し、
Add Component → Effects → Particle System
を追加します。

スクリーンショット 2015-02-09 18.05.52.png

そして以下のようにパラメータを設定します。
(ここが面倒くさいですが、頑張って下さい)

スクリーンショット 2015-02-09 18.07.43.png

チェックの入っていない部分は何もしなくてOKです。
また、LoopingをOffにすると画面上で再生するときに、
Stop→Simurateを押下しないと確認出来ません。
なので、最後にLoopingを外すでもOKです。

スクリーンショット 2015-02-09 18.09.40.png

こんな感じで大きな光の弾がピカピカすればOKです。

5.ビームを作ろう

"アレ"はビームが出ます。
本来であれば、ビームは進んで行くものですが、
ここでは簡単にLine Rendererで実現してみます。

3.で作った「Beam」を選択し、
Add Component → Effects → Line Renderer
を追加します。

特にパラメータはいじらず、materialを作成します。

スクリーンショット 2015-02-09 18.13.03.png

名前 : BeamMat
Shader : Particle/Alpha Blended
Tint Color : 黄色っぽく適当に
Particle Texture : 以下のファイルを追加

Laser.png

出来上がりましたら、
Line RendererのMaterialをBeamMatにします。

スクリーンショット 2015-02-09 18.18.57.png

6.スクリプトでビーム発射機能を作ろう

いよいよ大詰めです。
Create → C# Scriptでスクリプトファイルを作成します。
名前はBeamShot.csとしました。
作成したら、以下のソースを貼り付けて下さい。

BeamShot.cs

using UnityEngine;
using System.Collections;

public class BeamShot : MonoBehaviour {

	float timer = 0.0f;
	float effectDisplayTime = 0.2f;
	float range = 100.0f;
	Ray shotRay;
	RaycastHit shotHit;  
	ParticleSystem beamParticle;
	LineRenderer lineRenderer;

	// Use this for initialization
	void Awake () {
		beamParticle = GetComponent<ParticleSystem> ();
		lineRenderer = GetComponent<LineRenderer> ();
	}
	
	// Update is called once per frame
	void Update () {
		timer += Time.deltaTime;

		if (Input.GetMouseButtonDown (0)) {
			shot ();
		}
		if (timer >= effectDisplayTime) {
			disableEffect ();
		}
	}

	private void shot(){
		timer = 0f;
		beamParticle.Stop ();
		beamParticle.Play ();
		lineRenderer.enabled = true;
		lineRenderer.SetPosition (0, transform.position);
		shotRay.origin = transform.position;
		shotRay.direction = transform.forward;

		int layerMask = 0;
		if(Physics.Raycast(shotRay , out shotHit , range , layerMask)){
			// hit 
		}
		lineRenderer.SetPosition(1 , shotRay.origin + shotRay.direction * range);


	}

	private void disableEffect(){
		beamParticle.Stop ();
		lineRenderer.enabled = false;
	}
}

完成したら、Beamオブジェクトにこのスクリプトを追加します。

スクリーンショット 2015-02-09 18.23.37.png

このようにBeamオブジェクトは
・Particle System
・Line Renderer
・BeamShotスクリプト
の三つを持つオブジェクトになります。

7.実行してみよう

早速実行してみましょう。
左クリックすると、ビームが発射されますでしょうか?

beam.png

お疲れ様でした。これで完成です。

雑談

このBeamオブジェクトはそれ単体で動作します。
どこに置いても大丈夫で、オブジェクトの正面ベクトルを取っているので、向いている方向に発射します。
例えばUnitychanオブジェクトの配下に置くと、UnityChanが色んな方向を向いてもその方向に向かって発射出来ます。

beam2.png

beam3.png

また、複製だって大丈夫です。

beam4.png

あと、RayCastという機能を使用していて、
そのlayerMaskの機能を使えば、敵に当てて攻撃する!なんてことも出来ます。

BeamShot.cs
		int layerMask = LayerMask.GetMask("Enemy");
		if(Physics.Raycast(shotRay , out shotHit , range , layerMask)){
			// enemyに当たった時だけここにくる 
		}

スクリーンショット 2015-02-09 18.36.46.png

このLayerがEnemyになっているものだけ判別出来ます。

今回作成したプロジェクト一式を公開しました。
github Unityプロジェクト一式

以上、ここまで読んでくださってありがとうございました。

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