概要
bitdefender製のセキュリティソフトがapt upgrade, installを妨害して、upgradeが出来ないという問題がある。
環境
PC-OS : Windows10
仮想OS : Kali, Ubuntu
仮想化マシン : VirtualBox, WSL
セキュリティソフト : スーパーセキュリティ
起きる問題
セキュリティソフト、スーバーセキュリティがウィルスを検知して、apt upgrade, install時、下記のようなエラーが出て失敗する。
すんなり実行できるときもある。おそらく一部のパッケージがダメなのだろう。
E: Failed to fetch http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/kali/pool/non-free/w/wce/wce_1.42-beta-0kali3_all.deb 403 Blocked by Bitdefender [IP: XXX.XX.X.XXX XX]
E: Unable to fetch some archives, maybe run apt-get update or try with --fix-missing?
root@kali
以前述べた解決策
以前の記事で述べたのは、とりあえずアンインストールすれば治るということであった。
こういう開発で手順通りにやっているのに、エラーを起こすのは半分くらいの割合でセキュリティソフトのせいな気がする。
この場合、フォーラムに質問してもなかなか解答は得られない(質問者がセキュリティソフトについて書かないことが原因でもある)
より厳密な解決策
私はスーパーセキュリティを使っているので、スーパーセキュリティの手順を説明します。
カスペルスキーなどの場合は適宜読みかえてください。
"オンラインからの攻撃防御"の"設定"内にある"web攻撃からの保護"をOFFにするだけ。
アップデートが完了した後は戻しておきましょう。
まとめ
よく考えてみればダウンロード時、アドレス先でエラーを起こしていて、セキュリティソフトをアンインストールすれば治るのだから原因はこれしかなかった。。。外部アプリをインストールしている方は慎重に行ってください。一時的にセキュリティをOFFにするのでウィルスが入る可能性もあります。責任はとれません。
やっぱりノートンがおすすめです(私の大学の生協のパソコンがカスペルスキーなので…将来のプログラマ泣かせですね)
bitdefender様が出来るだけはやくこれを修正していただけることを願います。
次回からはkaliで「ハッキング・ラボのつくりかた」という書籍について書こうと思います。詰まったところとか。