0.はじめに
EIP(Elastic IP Addresses) には、
名前とか、コメントとか、説明とか、タグ付けとか無いみたいですが、
取得後にドメインを割り当てたはいいけど、
すぐには利用しないとか、
利用停止状態で後々利用するとか、
他にも、あるサービスの IP アドレス制限に登録されてるとか、
そういったことがあったので、
利用停止状態でありながらも確保しておきたい EIP(Elastic IP Addresses) を、
間違って解放したり、流用したりしない様に、
ENI(Elastic Network Interface) に関連付けさせておこうと思います。
1.ENI (Elastic Network Interface) の作成
- EC2 のマネジメントコンソール画面の左側ペインから、「ネットワーク & セキュリティ」→「ネットワークインターフェース」を選択し、「ネットワークインターフェースの作成」ボタンを押下します。
- 「ネットワークインターフェースの作成」ダイアログが表示されるので、以下の項目を入力し、「はい、作成する」ボタンを押下します。
- 元の一覧を参照し作成されているか確認し、管理しやすい様にタグ(Nameとか)を適当に入力します。
2.EIP (Elastic IP Addresses) との関連付け
- EC2 のマネジメントコンソール画面の左側ペインから、「ネットワーク & セキュリティ」→「Elastic IP」を選択後、割り当てたい Elastic IP を選択し、「アクション」→「アドレスの関連付け」を選択します。
- 「アドレスの関連付け」画面が表示されるので、以下の項目を入力し、「関連付け」ボタンを押下します。
99.ハマりポイント
- 今回、ハマりポイントはありませんが、そもそもの観点として、EIP をどの様に管理すべきか、というのがある様に思います。冒頭にも述べましたが、EIP には、名前とか、コメントとか、説明とか、タグ付けとか無いみたいなので、やはり NEI を利用して管理するのが適切なのでしょうか。
- ただ、NEI は EC2 にアタッチされていると、自動的に削除されてしまう様にも思うのですが、その辺はどうなのでしょうか。きちんと確認したわけではないのですが、EC2 インスタンス作成時に自動で付与された ENI は、インスタンス削除時に自動的に削除され、手動で作成した ENI は、削除されない気がします。
- 上記の様な動きをするのであれば、ドメインを割り当てた EIP については、自動で作成された ENI に関連付けするのではなくて、手動で作成した ENI に関連付けさせるのが適切なのかもと思います。
- 一度きちんと確認して、改めて、EIP と ENI を設定し直した方がいいのかもしれません。
XX.まとめ
EIP と ENI の最適な管理方法については、また別途投稿出来ればと思います。