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AWS EC2 の EIP(Elastic IP Addresses) を間違って解放しない様に ENI(Elastic Network Interface) に関連付けさせておく

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0.はじめに

EIP(Elastic IP Addresses) には、
名前とか、コメントとか、説明とか、タグ付けとか無いみたいですが、

取得後にドメインを割り当てたはいいけど、
すぐには利用しないとか、
利用停止状態で後々利用するとか、

他にも、あるサービスの IP アドレス制限に登録されてるとか、

そういったことがあったので、

利用停止状態でありながらも確保しておきたい EIP(Elastic IP Addresses) を、
間違って解放したり、流用したりしない様に、
ENI(Elastic Network Interface) に関連付けさせておこうと思います。

1.ENI (Elastic Network Interface) の作成

  1. EC2 のマネジメントコンソール画面の左側ペインから、「ネットワーク & セキュリティ」→「ネットワークインターフェース」を選択し、「ネットワークインターフェースの作成」ボタンを押下します。
    • 0001.png


  2. 「ネットワークインターフェースの作成」ダイアログが表示されるので、以下の項目を入力し、「はい、作成する」ボタンを押下します。
    • 説明 : 適当 ※後で変更可。
    • サブネット : 適当 ※後で変更不可なので、注意!! 
    • プライベート IP : ※自動的に割り当て
    • セキュリティグループ : 適当 ※後で変更可。


    • 0002.png


  3. 元の一覧を参照し作成されているか確認し、管理しやすい様にタグ(Nameとか)を適当に入力します。
    • 0003.png


    • 0004.png

2.EIP (Elastic IP Addresses) との関連付け

  1. EC2 のマネジメントコンソール画面の左側ペインから、「ネットワーク & セキュリティ」→「Elastic IP」を選択後、割り当てたい Elastic IP を選択し、「アクション」→「アドレスの関連付け」を選択します。
    • 1001.png


  2. 「アドレスの関連付け」画面が表示されるので、以下の項目を入力し、「関連付け」ボタンを押下します。
    • リソースタイプ : ネットワークインターフェイス
    • ネットワークインターフェイス : 作成した ENI
    • プライベート IP : ※上記を選択すると、選択可能になる。
    • 再関連付け : □ チェックしない。


    • 1002.png


    • 1003.png


    • 1004.png

99.ハマりポイント

  • 今回、ハマりポイントはありませんが、そもそもの観点として、EIP をどの様に管理すべきか、というのがある様に思います。冒頭にも述べましたが、EIP には、名前とか、コメントとか、説明とか、タグ付けとか無いみたいなので、やはり NEI を利用して管理するのが適切なのでしょうか。


  • ただ、NEI は EC2 にアタッチされていると、自動的に削除されてしまう様にも思うのですが、その辺はどうなのでしょうか。きちんと確認したわけではないのですが、EC2 インスタンス作成時に自動で付与された ENI は、インスタンス削除時に自動的に削除され、手動で作成した ENI は、削除されない気がします。


  • 上記の様な動きをするのであれば、ドメインを割り当てた EIP については、自動で作成された ENI に関連付けするのではなくて、手動で作成した ENI に関連付けさせるのが適切なのかもと思います。


  • 一度きちんと確認して、改めて、EIP と ENI を設定し直した方がいいのかもしれません。

XX.まとめ

EIP と ENI の最適な管理方法については、また別途投稿出来ればと思います。

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