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VirtualBoxがvt-x is not available (verr_vmx_no_vmx).エラーで起動しない

Last updated at Posted at 2019-11-12

VirtualBoxが起動しない

VirtualBoxがvt-x is not available (verr_vmx_no_vmx).というエラーを表示して起動できなくなった。

忙しい人のための結論

  • コントロールパネル > プログラムと機能 > Windows の機能の有効化または無効化よりHyper-V と virtual machine platform (仮想マシンプラットフォーム)のチェックを外して再起動する。

  • Intel VT-x が有効かどうか確かめるためにはIntel® Processor Identification Utilityを利用すると良い。

2020/03/13 追記

Windows Subsystem for Linux(とおそらくWindows サンドボックス)も無効化する必要がありました。

とのコメントをいただきました。上記対応で効果を得られなかった場合、試してみてください。

2020/11/16 追記

どうやら最新のWindowsでの「virtual machine platfoam」 の表記が「仮想マシンプラットフォーム」となった模様。

環境

Windows 10 Pro: 1809

VirtualBox: 5.2.34

現象

何もしていないのにVirtualBoxでUbuntuを起動できなくなった!

原因

Intel VT-xが無効化されているため。

Intel製の CPUを利用している場合、VirtualBoxは仮想化にIntel VT-xを利用します。

もともとVirtualBoxを起動できていたのに起動できなくなった場合、他のアプリケーションをインストールしたことにより、他の仮想化技術(≒Hyper-V)が有効化されたために、Intel VT-xが無効化されている可能性が高いです。

例として

  • Docker for Windows を利用しようとした

  • WSL2を利用しようとした

など。

対処法

コントロールパネル > プログラムと機能 > Windows の機能の有効化または無効化よりHyper-V と virtual machine platform(仮想マシンプラットフォーム) のチェックを外して再起動しましょう。

当初の設定から変更していなければ、他の仮想化技術を無効にすれば自動的に有効化されると思われます。(私はされました。)

もし、それでもIntel VTが無効化されているならば、PC起動時にF12などを押して表示されるUEFIの設定を確認してみてください。

Intel VTが有効になっているかを確認するにはIntel® Processor Identification Utilityを用いると良いです。
Intel VT(インテルバーチャライゼーションテクノロジー)が無効となっていれば×印が、有効化されていればチェックマークが表示されます。

引っかかったポイント

  • VirtualBox 6ならHyper-Vと共存できるとされていたが(Qiitaにもこういう記事があります)、VMの起動直後にフリーズして使い物にならなかった。機種(CPU?)によるらしい。

  • Hyper-Vを有効化している場合、Intel VT-xが無効化されることは知っていたが、virtual machine platformが有効だとIntel VT-xが無効化されることを知らなかった。

  • virtual machine platformが追加されていることを知らなかった。

  • Hyper-Vを無効化しているのに、VirtualBoxを起動できない理由(=virtual machine platformが有効であること)に気づけなかった。

さいごに

分かってしまえば凡ミスなのですが、情報を見落としていたので少しハマってしまいました。
この記事が誰かの助けになりますよう。。。

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