ユーザーや、グループ系の操作は頻繁にやるものでもなく、つい忘れてしまうのでまとめておきます。
ユーザー関連のコマンド
ユーザー 一覧確認
cat /etc/passwd
### 実行結果 ############
user_name1:1001:1001::/home/user_name1:/bin/bash
user_name2:x:1002:1002::/home/user_name2:/bin/bash
ユーザー作成
useradd {user_name}
ユーザー削除
userdel {user_name}
グループ関連のコマンド
グループ一覧確認
cat /etc/group
### 実行結果 ############
root:x:0:
〜〜 省略 〜〜
group_name1:x:1003:user_name1,user_name2
group_name2:x:1004:user_name1
グループ作成
groupadd {group_name}
グループ削除
groupdel {group_name}
グループに所属しているユーザー確認
getent group {group_name}
### 実行結果 ############
group_name1:x:1003:user_name1,user_name2
ユーザーが所属しているグループ確認
groups {user_name}
# 実行結果
user_name1 : user_name1 group_name1 group_name2
UID, GIDも知りたい場合
id {user_name}
### 実行結果 ############
uid=1001(user_name1) gid=1001(user_name1) groups=1001(user_name1),1003(group_name1),1004(group_name2)
gid=
... Primary group
groups=
... 1つ目はPrimary group、以降はSecondary group
プライマリーグループ変更
usermod -g {group_name} {user_name}
その他(セカンダリ以降)の所属グループ変更 / 複数追加
※※注意※※
-G
オプションは既存の所属グループを無視して上書きします。
既存グループを残しつつグループ追加したい場合は、既存グループも一緒に指定する必要があります。
既存の所属グループは id {user_name}
で確認できます。
usermod -G {group_name} {user_name}
複数指定する場合は、 ,(カンマ)
区切りで指定します
usermod -G {group_name1},{group_name2} {user_name}
その他(セカンダリ以降)の所属グループ削除
-G
オプションの既存の所属グループを無視して上書きする特性を利用します。
既存の所属グループを id {user_name}
で確認し、削除したいグループを除外して指定します。
usermod -G {group_name1},{group_name2} {user_name}