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Nutanixバイブルのメモ①

Last updated at Posted at 2024-11-26

はじめに

Nutanixバイブルを読み始めたので自分自身の備忘録としてメモしてみます。
参考にしたサイトは https://www.nutanixbible.jp/ です。

今日のトピック

「第1章:The Basics」-「Where We Started」をメモしてみる。
私の個人的な理解やメモはcode記法で記載します。

概要

  • NutanixのHCIは「WebスケールIT」の原則を活用している。
    ⇒「WebスケールIT」とは? ・大規模なクラウドサービスプロバイダーが採用するITインフラストラクチャーのこと。 ・システムの拡張性・効率性・柔軟性を高めることが可能。

  • Webスケールなインフラストラクチャーの重要な要素は以下。

    • ハイパーコンバージェンス
    • ソフトウェアデファインドインテリジェンス
    • 自律分散システム
    • インクリメンタルかつリニアな拡張性
  • その他の要素は以下。

    • APIベースの自動化と豊富な分析機能
    • セキュリティをコアに据えている
    • 自己修復機能

Where We Started

  • Nutanixは、ある1つの目標に焦点を当てて考案された。それは あらゆる場所のインフラストラクチャーコンピューティングを、存在を意識しなくていいくらい簡単(インビジブル)にする。 ということ。
    ⇒ ITインフラ管理が「インビジブル=利用者が意識する必要がない・気づかないほど、シンプルに利用可能にするということと理解。

  • このシンプルさは、次の3つのコア領域に焦点を当てることで達成された。

    • 選択とポータビリティを可能にする。(HCI/Cloud/Hypervisor)
    • コンバージェンス、抽象化、インテリジェントソフトウェア(AOS)による「スタック」のシンプル化。
    • ユーザーエクスペリエンス(UX)とデザイン(Prism)を重視した、直感的なユーザーインターフェイス(UI)の提供。
  • HCI/Cloud/Hypervisor

    • 特定の1つのHypervisorやプラットオームもしくはクラウドがすべての顧客のニーズに適合するわけではないため、同じプラットフォーム上で複数のHypervisorをサポートすることにした。
    • これにより顧客に選択と自由を提供。加えて異なるプラットフォーム間で移動できるようにすることで柔軟性を提供。
    • 12種類以上のHWプラットフォームと複数のハイパーバイザー(AHV/ESXi/Hyper-Vなど)をサポートし、主要なクラウドベンダー(AWS/Azure/GCP)とのインテグレーションを拡充している。
      ⇒ この記載の後に「ワンオフ製品(オーダーメイド品)を作ろうとしているわけではなく、プラットフォームを構築している」との表現もあった。そのため、Nutanixは"仮想基盤"を提供するのではなく"選択の自由を持ったクラウド基盤"を提供している。と理解。
  • AOS+AHV/ハイパーバイザー:「ランタイム」

    • 分散ストレージファブリック(DSF)と呼ばれる機能でストレージのシンプル化をはかっている。
      ⇒ DSFとはデータを複数ノードに分散配置する仕組み。各ノードのローカルにデータを配置し、各ノードでストレージI/Oをさばいている。
    • シンプル化をはかるために以下の2つのコア領域に分割されている。
      1. コアサービス・・・基礎的なサービス群
      2. プラットフォームサービス・・・コアサービスをもとにしたサービス群であり、付加的な機能およびサービスを提供する
        ⇒ AOSとは? ・CVM内で稼働するOSのこと。 ・Nutanixのコア機能を提供するOS。(実体はCentOSらしい) ・Prism等の画面サービスやHypervisorへのストレージサービス等の機能を提供。
  • Prism:「インターフェイス」

    • シンプルさ、一貫性、直感性にフォーカスしたデザイン原則を適用することを意識して、「フロントエンド(UI/UX)」に多大な時間と労力を費やした。
    • プラットフォームに単一インターフェイスを提供し、その中で一貫した操作体験を維持することを重点としている。
      ⇒ いろいろなサービスや複数のHypervisorをPrismで提供される単一画面で管理できることを目的としている。と理解。
  • Nutanix:「プラットフォーム」

    • Nutanixのビジョンはシンプルであり、 「単一のプラットフォームでアプリとデータの場所を問わず実行可能にする」 である。
    • 2014年頃に作成されたNutanixプラットフォームアーキテクチャーを説明するためのイメージ図があるが、現在までに多くは変わっていない。ただ拡大を続けている。

おわりに

まずは「第1章:The Basics」-「Where We Started」のメモを書いてみました。
次回は「第1章:The Basics」-「製品とプラットフォーム」について書こうと思います。
(NCPですが、6.5を受験するか、6.10まで待つか悩み中です・・・。)

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