AzureVMのOSディスクをスナップショットから復旧する
Azureの仮想マシンのOSディスクが壊れてしまった時、
OSディスクのスワップからOSディスクの復旧を簡単に行えましたので対応方法を記載いたします
はじめに
OSディスクのスナップショットは事前に取得をしている前提となります。
スナップショットは[ディスク]>[OSディスク]から簡単に取得が行えます。
実際のディスク使用量の課金となりますので、
PremiumSSDの場合でも1GBで月に約17円程(※2019/12/18時点)ですので、
できる限り、自動取得しておいたほうが無難です。
復旧の流れ
スナップショットからマネージドディスクを作成
- 復旧用のマネージドディスクを作成しておきます
- [ディスク]>[追加]からマネージドディスクの作成を行います
- 特別な事情がなければリソースグループ、種類(リージョン)はスナップショットの取得元と同一にしておいたほうがいいと思います。
- [ソースの種類]>[スナップショット]を選択すると[ソースのスナップショット]という項目が表示しますので、選択肢から作成するスナップショットを選択してください
- サイズはスナップショットの使用量以上のサイズを選択してください。あとから縮小はできませんのでご注意ください。
OSディスクのスワップ
- OSディスクのスワップ機能を利用して復旧を行います
- 復旧対象のVMの起動を停止します。
- [VM名]>[ディスク]の画面上部の[OSディスクのスワップ]を選択してください。
- [ディスクの種類]で作成したマネージドディスク名を選択して保存してください。
- VMを起動すればスワップしたOSに入れ替わっていることを確認できると思います。
注意事項
- OSディスクは削除を行わない限り入れ替えたあとも存在し、サイズに応じた課金が発生しますので不要な場合は削除をしておいたほうがいいと思います。
- OSの種類を変更することはできません。
- 手順についてはAzureの公式のテクニカルサポートブログにも記載があります。記事の情報が古くなっている可能性もありますので、参考程度にしていただき公式の情報に沿って対応してください。